学習や心身の鍛練を通して,礼節を重んじた「立居振舞」ができ,そして「やさしく かしこく たくましく」生きる力を身につけた生徒を育てること。
「自律」「貢献」
〜夢大きく 協働して探究し 誰一人取り残さない社会をつくる〜
目指す生徒像
自律 自ら「問い」を発し,批判的に考え,多様な他者と協働して「答え」を出すことができる生徒
貢献 多様性を尊重し,優しさをもって人と接するとともに,グローバルな視点で世界を見つめ,地域活性化に寄与できる生徒
目指す学校像
@ 「自由の相互承認」がある学校生活
A 探究と社会貢献を推進する学校文化
B 生徒も教師もwell-beingな学校環境
    C 生徒会が主導する生徒による学校運営
目指す教師および職員集団
@ 心身ともに健康で,生徒の力を最大限に伸ばすことに全力を注ぐ教師
A 生徒に寄り添い,信頼関係を構築し,支援できる教師
B 今日的な課題や社会の要請などを把握し,自己研鑽に努める教師
C 過去に囚われず,新しいことにチームとして挑戦する職員集団
    D 教育目標の達成に向けて,振り返りながら前進する職員集団
     
(1) SDGsの達成に向けたESDの実践による「生きる力」の育成
SDGsの理念である「誰一人取り残さない」社会の実現のため,生徒一人一人が持続可能な社会の担い手として,社会の変化に主体的に向き合い,多様な他者と協働しながら,よりよい社会と幸福な人生を切り拓き,未来の創り手となるために必要な力を身に付けさせる。そのために,学校の全教育活動と,大仙教育メソッドの実践などによる,様々な集団(家庭,学級,全校,小学校や地域等)の中での豊かな体験活動を通して,「生きる力」の育成を目指す。
  ◇   大曲南中ESD【学習で身に付けたい力】
   批判的に考える力
   コミュニケーションを行う力
   多面的・総合的に考える力
   進んで課題を見つける力
   学んだことを発信する力
   生活に活用する力
     
◎SDGsの達成に向けたESDの実践による多様な教育活動の展開(教科横断的に)
 探究的な学び,Project Based Learning,ESDストーリーマップの活用
(2) 「確かな学力」向上のための「主体的・対話的で深い学び」の視点に立った授業改善
     学習指導要領に掲げられている「育成を目指す資質・能力の3つの柱」を踏まえて,主体的・対話的で深い学びの視点に立った授業改善を進めることで,持続可能な社会の創り手となるための資質・能力を育成する。
@  ESDの行動指針“Think globally,Act locally”や大仙教育メソッドに基づいた多様な教育活動の推進による,持続可能な社会の創り手として必要とされる資質・能力の育成。
A 「問い」を立て,探究的に学ぶ授業の構築。
B 教科の特性に応じた「見方・考え方」を働かせたり,ICT等を活用した個別最適な学びと,学び合い等による協働的な学びを一体的に充実したりすることによる,主体的・対話的で深い学びの実現。
C 自己の考えを深め,学ぶよさが実感できる「振り返り」の設定。
(3) 「特別支援教育の充実
多様性を踏まえた「誰も取り残さない」教育を推進するため,組織的な支援体制の整備及び保護者や関係機関と連携を密にする。
@ 生徒一人一人の教育的ニーズに応じた支援と合理的配慮
A よりよい校内支援体制の整備
B 保護者や関係機関と連携した取組
     
  (4)  大仙教育メソッドによる地域等と連携した教育活動の実施
  大仙市の重点として「『大仙教育メソッド』による『地域活性化に寄与できる子どもの育成』を目指した中学校区単位における特色ある取組の一層の推進」が示されている。この重点と,本校の教育目標「自律 貢献 〜夢大きく 協働的に探究し 誰一人取り残さない社会をつくる〜」は,親和性がある。また,「社会に開かれた教育課程」の一層の充実のため,大仙教育メソッドの実施により,地域等との連携を一層密にし,教育目標の達成に努めたい。
   ESD/SDGsの視点に立った教育活動の推進
・ ESDのねらいを踏まえた「生徒に身に付けさせたい力」の明確化とSDGsの達成のための探究的な学習の推進
  地域に根ざしたキャリア教育の推進
・ 地域の産業や伝統文化について体験的に学ぶことを通した,地域活性化に寄与できる人材及び持続可能な社会の創り手の育成