東大曲小学校

古四王神社の造り方の秘密

1.昔の技術はすごかった!
  
  古四王神社を造るのに釘を一本も使っていません。それなのになぜくずれないのだろうか?
  それは「竹釘」を使ったからくずれないのです。「竹釘」は実は堅かったのです。
  しかも簡単には折れません。
  一度くずしてもう一度造ろうとしたが、昔の技術は複雑で造り直せませんでした。
  それほど昔の技術はすごかったのです。
  ※竹釘は主に屋根に使われていました。


2.古四王神社はとても珍しい作り方だった!
 
 ・「奇中の奇 珍中の珍」

  美術建築に詳しい東大教授 伊藤忠太博士が
  古四王神社がとてもかわっていて珍しいことに感激して言った言葉です。

 
「和・唐・天を超越した天下一品の建物です」
  和→日本、唐→中国、天→天竺(インド)のことです。
  この古四王神社は、和、唐、天が三つ合わさってとても珍しい国の文化財となったのです。
  京大教授の天沼俊一博士もほめています。

3.甚兵衛の特技
  
  甚兵衛は彫刻が得意です。得意な彫刻で数々の作品を作りました。
  藤の唐草の彫刻や蟇又の彫刻、菊の浮彫り、
  そして、力士像なども作り、古四王神社に残されています。