大仙市立 清水小学校

tophoto tophoto

令和5年度 学校経営

校 訓:
強く伸びよ 夢も育てよ 清水っ子

1.地域と児童

清水地区は、旧中仙町の南部に位置し、東は旧太田町、南は旧仙北町・旧大曲市と接して おり、本校は国道105号線と仙北市角館町と美郷町を結ぶ広域農道沿いに広がる田園地帯に位置している。創立149年目を迎える歴史と伝統ある地域である。
地域住民は子どもの成長を温かく見守る雰囲気が強く、保護者も学校の教育活動に対して、 非常に協力的に支援してくれる。家庭と地域が共に、自分たちの学校をよりよく発展させたいという前向きな意識が伝統的に根付いている地域である。
本校の児童は明るく素直で、地域の伝統を大切に思い継承したいという思いをもっている。また、人の役に立ちたいという意欲が高く、何事にも真面目に取り組もうとするよさをもっている。課題としては、積極性や表現力、粘り強さの育成等があげられる。
本校の特色である地域行事とのかかわりや地域の教育力を生かした体験活動を通しながら諸課題を克服し、一人一人のよさをさらに伸ばし、豊かな人間性を育みたい。

2.学校経営の基本方針~目指す学校像~

子ども・家庭・地域に信頼され、子どもたちの心と夢を育む学校
(1)温かさと信頼関係に支えたられた笑顔あふれる学校

教師が自ら心を開き、子どもたち一人一人に寄り添って信頼関係を築き、それぞれのよさや頑張りを認め合い、成長を喜び合うことができる学校づくりに努める。

(2)学ぶ楽しさや喜びのある学校

子どもたちが関わり合って「主体的・対話的で深い学び」を実現させ、課題解決に向けて学び合う楽しさや分かる喜びのある授業づくりに努める。

(3)家庭や地域と一体となって子どもを育てる学校

家庭・地域・関係機関への情報発信と地域に根ざしたキャリア教育を推進し、連携・協働しながら家庭や地域と一体となって子どもたちを育てる体制を整備・充実し、家庭や地域に開かれた学校づくりに努める。

3.教育目標

豊かな心 まっすぐ伸びる 清水っ子
~明るく かしこく たくましく~

4.今年度の合い言葉

夢に向かって どんどんチャレンジ ぐんぐん伸びよう

一人一人の夢(将来つきたい職業・なりたい自分・できるようになりたいこと等)を実現するためには、日々の取組を継続し努力を積み重ね、自分を成長させていくことが大切である。そこで「夢に向かって どんどんチャレンジ ぐんぐん伸びよう」を合い言葉とし、目標に向かって積極的に粘り強く頑張ることができる子どもを育成していきたい。「どんどんチャレンジし努力している仲間や自分」「ぐんぐん成長している仲間や自分」を互いに認め合いながら、一人一人の自己肯定感を高めていきたい。全職員が子どもたちの夢と「目指す清水っ子の姿」を共有し、子どもたちのチャレンジや成長を認め励ましながら、一丸となって指導・支援をしていきたい。

5.目指す清水っ子像 ~チャレンジ 清水っ子~

(1)明るく「思いやりを大切にし、明るく生活できる子ども」

①元気に返事やあいさつができる子ども
②友達と仲良く活動する子ども ③ふるさとや自然を愛し、大切にしようとする子ども

(2)「かしこく」自ら学び、よく考え、高め合う子ども

①よく聴き、よく読み、よく考える子ども
②豊かに表現し、学び合う子ども
③新たな課題を見出し、学んだことを生かして解決しようとする子ども

(3)「たくましく」命を大切にし、心身共に健康でたくましい子ども

①目標に向かって最後まであきらめずに努力する子ども
②体を鍛え、健康的な生活ができる子ども
③進んで役割を果たし、積極的に行動できる子ども

6.目指す教師像 ~チーム清水小~

(1)笑顔で明るく、子どもに寄り添って一人一人のよさや可能性を伸ばす教師
(2)責任感と使命感をもち、子どもの姿や地域から学び続ける教師
(3)常に研修に努め、確かな授業力・指導力を備えた教師

7.学校経営の重点~明るく・かしこく・たくましく・地域と共に~

(1)【明るく】思いやりの心を育むための教育活動を充実させる。

①家庭や中学校と連携し「明るいあいさつ」を励行する。(児童会、小中連携、教師の姿)

②互いのよさを認め合える活動の充実を図る。(特別の教科「道徳」 特別活動 縦割り活動)

③地域の教育資源や教育力を生かし、地域に根ざしたキャリア教育を推進する。
(田植え・稲刈り、環境保全活動、地域の産業・文化に関する学習)

(2)【かしこく】つながりを意識した授業づくりを推進し、確かな学力の定着を図る。

①「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善に取り組む。
(考えを深める学び合いの充実、つながりが見える授業構想)

②職員研修を充実させる。
(授業研究・ICT活用研修・キャリアステージに応じた研修・初任者研修)

③基本的な学習習慣の定着、基礎学力の向上、言語活動の充実のための取組を充実させる。
(「教えのきほん」「学びの約束」等の活用、パワーアップタイム・パワーアップテストの実施、家庭学習の充実、読書の奨励、詩の暗唱や朗読、「わくわく集会」の実施、言語環境の整備・・・等、「基礎学力チーム」と「言語活動チーム」の2つのプロジェクトチームによる組織的な取組)

(3)【たくましく】たくましい心と体を育むための教育活動の充実を図る

①目標達成のためにチャレンジする姿や協力し合う姿への価値付けをする。

(「認めて励ます」指導の継続、「清水っ子ドリームチャレンジコーナー」の設置、 全校児童の夢と目標に向かってチャレンジする様子を可視化)

②目標をもたせて体力づくりの実践をし、あきらめずに取り組む態度を育成する。
(かけあし運動、プール開放、マラソン大会、スキー教室)

③自己を振り返る過程で、成長を実感できるよう個に応じた支援をする。
(行事の振り返り、学習の振り返り、生活の振り返り)

(4)【地域と共に】家庭や地域との連携を深め、地域活性化に貢献できる力を育てる。

①学校の様子を家庭や地域に発信し、学校目標や学校生活の様子を共有し、連携を強化する。
(学校ホームページ、学校報の全戸配布)

②特色ある体験活動を充実させ、地域の伝統を継承する。
(黒土神楽、水小太鼓、梵天奉納)

③大仙教育メソッドによる学校間連携・地域連携の充実を図る。
(地域行事・地域貢献活動への参加、中仙教による小中・小小・園小連携の充実、 授業の相互参観、授業や家庭学習の共通実践、デジタルシチズンシップ教育)