宮川先生と特活を語る会パートU
 11月5日、大曲小学校にて「宮川先生と
特活を語る会パートU」が開かれました。宮
川先生は前文部科学省初等中等教育局視
学官で現在は国立妙高少年自然の家所長
を勤められています。昨年の南外大会にお
いでいただいた際に開かれた「宮川先生と
特活を語る会」では、特活の抱える現状の
問題点や疑問などに気さくに、率直に答え
て下さりました。今回はそのパートUという
ことで学校教育の変革期にある今、特別活
動はどうあるべきか、といったことを中心に
幅広い話題のお話をされました。          
 「学校運営の多様化が進んでいる」「2学期制を取り入れろと文科省は言っていない」「マスコミ・ゲストティーチャーに振り回されないで」「臨教審の理念の具現化が進んでいる。それが現在の混乱の原因」「多様化・個性化・個別化が現在の教育のポイント。それが混乱を招いている」「改革をする時に理念があるかないか」「ほかの国は日本の教育を学ぼうとしている。なのに日本は間違った国の後を進もうとしていないか?」「学校教育でしかできない集団活動の大切さ」など今後を考えていく上でのたくさんのポイントを頂きました。重ねて「学校に今起きている問題を解決するためになぜ特活を活用しないのか」ということを強く訴えられておりました。
約2時間の会でしたが、非常に濃い内容で充実した時間になりました。

※レジュメから

「学校教育の新たな課題(方向)と特別活動−教育改革をめぐって今各学校は?」

○はじめに−「今どきのユニークな学校?」に驚いて!

I 「近年の学校教育をめぐる動向」を考える−特別活動の行方は?
  1 学校教育制度の改革/ 2 教育行政の改革/ 3 学習指導要領への対応の多様化/4 学校経営、 学校運営の多様化/ 5 家庭、地域、社会の教育機能の見直し

II 「教育改革の基本理念と方向」を考える−戦後の教育改革、学習指導要領の変遷をめぐって
1「昭和33年改訂の意義」とその後の学習指導要領
2「臨教審の3原則」と教育改革
3 平成時代の改訂の方向と各学校の取り組み
広報部で作成しており

III「特別活動の今後」を考える−ビデオ視聴を通しながら!
         (注:当日はビデオはありませんでした)
1「学級活動の充実」と生徒指導の機能
2「異学年集団活動の活性化」と指導体制 。
3「集団活動・体験活動の充実」と学校体制

○おわりに