夏季研修会 班別研修 学級活動(小学校中学年)
○資料から
木内小学校 S先生
 4年生 個性が強く活発な子どもたち。
     自分の好きなことには熱心だが、学級全体で何かを成し遂げようという気持ちがやや弱い。
      →月ごとに学級目標を決める。

     学級活動の時間に、月ごとの学級目標を決める。2点を考慮さながら決める。
      1.学級全体の目標になるようにすること
      2.学級の様子や学期、季節などから、今最もふさわしい目標になるようにすること

      4月   相手をよく見て、笑顔であいさつ(明るく やさしく はきはきと)
      5・6月 5(6)月だね いつもきれいに せいけつに(ティッシュ、はんかち 忘れずに)
      7・8月 整理整頓○めあてへのとりくみ
      
     自分たちの学級の「今」に目を向け、よりよい学級をつくろうとする意欲が芽生えてきた。
     朝の会で目標を読む→みんなの声を合わせることは、まとまりを生む
     個人のふりかえりが中心だったせいか、目標が子どもたち自信のものに十分なっていなかった
     2学期以降の工夫
      1.学級全体のふりかえりをさせる。
      2.目標を受けた具体的な取り組みを考えさせる。
      3.目標を考える際には、学校の月目標も意識させる。
      4.よろきめ細やかな支援、指導を心がける。

千屋小学校 K先生
 3年生 学年の進む方向性とクラスのまとまりを作るために学年のめあてを作った。
     1.始業式の日に、子どもたちに「学年目標」「めあて」「合言葉」を書く用紙を配る。
     2.次の日、用紙を持ち寄り話し合ってきめる。
     3.学年テーマについては、子どもたちから出た言葉を組み合わせて、
        放課後に学担二人で話し合った。

     学年目標「こころも からだも ぽっかぽか」
     めあて「からだがぽっかぽか」・みんなで なかよく あそぼう。
                   ・元気に あいさつしよう。
                   ・友だちに やさしくしよう。
        「体がぽっかぽか」  ・早ね早おきをしよう。
                   ・ごはんをしっかり食べよう。
                   ・外で 元気にあそぼう。
     学年テーマ(合言葉)「みんな えがおで かがやいて 元気はつらつ ハッピー ハッピー」

     帰りの会で「今日、ぽっかぽかになったこと」を発表し合っている。
     学年テーマ(合言葉)は教室の正面掲示に生かした。
     係活動も学年テーマに向かって活動を考える。

○話し合い
 ・月ごとの目標
 ・児童会からおりてくる目標    →多すぎるかもしれない。
 ・個人の目標

 帰りの会で発表
 正面掲示             めあてをうけてのとりくみ
 テーマに向かって係活動        →いかに子ども達のものにするかが大切
                     (目標に対する子どもの意識)

○大切だと思われること
 ・子ども達の言葉で(1年生でも言えるように)
   →言葉にする事で目標が自分のものになっていく
 ・継続させることが大切
 ・今の学級の状態を認識させる手立てが必要
 ・集団という意識を持たせる
 ・魅力ある学級−人間関係がよい
 ・学級活動でやるべきことをやる
  (ex.規則なら話ある必要はない。教師からの提案で良い)良い)