あらすじ
 ここは太田北小学校の校庭。昔から校庭の真ん中に立っている赤松。その樹の精に見守られて、子どもたちは元気いっぱいです。
 春 大きな木の、太い梢の近くの枝に、小さな葉っぱが生まれました。他の葉っぱより、少し遅れて生まれたフレディです。フレディの右には、物知りのダニ エル。すぐ上にはベン。そして、左側のクレアはかわいい女の子。葉っぱたちは、小鳥や風と遊んだり、夜には月や星をながめながら、色濃く成長します。
 夏には、涼しさを求めてやってくる人たちに、からだを寄せて影をつくります。通りかかった国見ささらの行列のまねもします。突然の夕立に、木の下では雨宿りする老夫婦も。葉っぱに生まれてよかったと、フレディは思います。
 秋、急に寒くなった朝。フレディたち葉っぱは、それぞれの色に紅葉します。しかし、今までは優しかった風が、葉っぱたちを枝から振り落とそうと、容赦な く吹きつけます。大好きだったクレア。たくさんのことを教えてくれたダニエルも枝から離れていきます。 そして・・・
公演ポスター
ポスター
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