平成18年に立ち上げた『心の力』プロジェクトの一つに、いじめ撲滅に向けた取り組み「青いリボン運動」があります。
   『心の力プロジェクト』・「青いリボン運動」ができたきっかけ
 平成18年、当時の全校生徒会長が社会問題にもなっていた『いじめ』に対する意識改革が必要だと考え、目に見える形で自分の意思を表示できることをしてみたらどうか?ということで立ち上げたのが”心の力プロジェクト”です。
 そして、心の力プロジェクト委員会は、このプロジェクトでの思いや取り組みをより多くの人に理解してもらい、いじめの問題を自分たちで解決していくように生徒たちが新設した委員会です。
  主な活動
毎年5月に開催される生徒総会で、全校生徒に「青いリボン運動」の説明をする。
年4回『心の力』プロジェクト自己チェックカードで、自己診断を行う。

「心の力」プロジェクト 
       自己チェックカード             平成  年度
   年  組  番 名前          
一人一人が青いリボンを付ける4つの意味 
 
 @一人一人が『いじめをしない』という意思表示をすることで、それが考えや行動にも表れてくる。
 Aいじめについて、みんなで取り組もうという意識が生まれる。
 Bいじめで悩んでいる人にとっては、頼れる人がいることがわかり、安心して話すことができる。
 Cリボンを付ける自信がない人も、この問題について考える機会をもつことができる。
 
  項        目  /   /   /   / 
 1 いじめは悪いと思う。         
 2 自分がされて嫌なことはしたくない。         
 3 いじめを見つけたら何とかしてあげたいと思う。         
 4 掃除や給食のときは、誰とでも協力したいと思う。        
 5 みんなとならいじめをしている人に注意できると思う。         
チェックカードには、自己診断を行う前に青いリボンをつける4つの意味が記されています。
この4つを確認した後で自己診断を行います。

 【自己診断チェック項目】で項目3つ以上に当てはまったら名札に青いリボンをつけ"私はいじめを許さない”という意思表示をします。

 ★「青いリボン」をつける意味
「リボンをつける=いじめをしない、見逃さない

これがもっとも大きな意味です。リボンをつけることは強制ではありません。リボンをつけることに納得できなければつけない。つける、つけないは一人一人の意思の表れです。しかし、このリボンをつけることによって次のような効果が期待されます。
@いじめに対する一人一人の意識が高まる。
Aリボンをつけることでいじめを許さないという意思表示ができる。
Bリボンをつけた人がたくさんいることで、仲間がいる安心感や一体感
が生まれる。
Cリボンをつけることで責任感が強くなる。
一人一人が意識をすることで、自分の言動に気をつけるようになったり、リボンをつける責任感が生まれたりといじめに対する意識が高まります。取り組みから12年。しっかり全校に定着した活動です。

※この活動が平成26年1月26日の朝日新聞に紹介されました。
 
全国生徒会サミット2013 〜いじめ撲滅宣言〜 
平成25年9月24日〜25日
全国43校の生徒会役員が、国立オリンピック記念青少年総合センターに集まり、いじめ撲滅の取り組みについて意見交換をしました。 
その後、「いじめ撲滅」のためのアクションプランを2日間で作成し、文部科学大臣に手交しました。

【 文部科学大臣表彰 】
感謝状・・・・・・大曲中学校生徒会
 
心の力プロジェクト委員会テーマ 


 心の力プロジェクト委員会が目指している学校は、全員が笑って過ごせる学校にすることです。
このテーマをもとにこれから活動をしていきます。 
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