東大曲小学校

飛騨の匠 甚兵衛について

1.甚兵衛について

  甚兵衛は古四王神社を作った人です。
  古四王神社の作者は昔から飛騨の匠と言い伝えられていましたが、
  昭和5年文部省の解体修理の時「古川村(岐阜県古川町)の大工 甚兵衛」と書いたものが出て、
  飛騨古川の甚兵衛の作と分かりました。

2.甚兵衛は彫刻も得意だった
  
  甚兵衛は古四王神社を作りましたが「力士像」という彫刻も作りました。
  小刀一本で作った彫刻としては、素晴らしく高く評価されています。


3.甚兵衛は秋田県にどうやってきたか
  
  次の四つの説があります。

 ・万遊説 ・修行説 全国をまわって修行をしていた
 ・出奔説 けんかをして東北に逃げてきた
 ・招聘説 飛騨の匠を招いた

  この説の中では「招聘説」がもっとも有力だと言われています。