東大曲小学校

神宮寺に来た富樫氏について

1.富樫氏の始まり
 
  冨樫氏は初代 利仁(としひと)という人が加賀の国(今の石川県)で生まれました。
  なので、石川県が富樫氏の始まりなのです。


2.神宮寺に来た富樫氏は?
 
  冨樫家は初代 利仁から二代三代と続いていき、そして十七代の高家の血を引く、
  冨樫誠白が神宮寺に来ました。
 
  神宮寺に来た誠白は、まず、内館城(うちだてじょう)というおやしきに住みました。
  次の年、氏神(うじがみ)の白山権現(はくさんごんげん)と
  菩提寺(ぼだいじ)の宝蔵寺を加賀の国より移しました。
  宝蔵寺は大正時代に新しく建て直しました。
  
  宝蔵寺のお坊さんの話によると
  「神宮寺は環境がいいから富樫氏が来たと思います。」と言っていました。


3.大曲に来た冨樫氏
 
  冨樫氏の六代目 忠之左衛門孫五郎(ただゆきさえもんまごごろう)という人が
  1508年に大曲のお屋敷に移りました。そして1536年に領主戸沢氏の家臣となりました。


4.高畑に来た冨樫氏
 
  冨樫氏の七代目の勝家佐衛門(かついえさえもん)は戸沢氏と六郷氏が戦っていて、
  その見張り役として高畑に来ました。その時に古四王神社と孔雀城を建てました。