大仙市立 西仙北中学校
学校通信
 平成25年3月14日  No.42


 
ステレオ形式で流れた卒業の歌
 
 3月9日に行われた,本校第一回卒業証書授与式は,強い春風とともに行われ,71名の一期生が無事に卒業することができました。
 送辞の三浦拓実さん,答辞の戸島璃来さん,ともに,心のこもったお話をいただきました。
 西仙北地区の刈和野小,土川小,大沢郷小,強首小の6年生時の担任の先生方4名は,全てご臨席いただき,卒業生の成長した姿に感動していました。特に,卒業式の合唱に,こんなにも卒業生がしっかりと歌ったことに驚き,涙をこらえきれなかったという担任の先生もおりました。
 合唱は,ステージのひな壇に卒業生が並び,向かって右が男子,左が女子,そして,在校生は,ステージに向かって右が女子,左が男子と,二手に分かれた保護者の方々双方に,合唱の響きが聞こえる配置にしました。卒業生の歌声に在校生の歌声が遠くからしっかりと聞こえる様は,ステレオのように,とても聞き応えがありました。
 
 式辞で,映画のオードリーヘップバーンについてお話ししましたが,その件りがわかるように,式辞を再掲いたします。

式辞
 今年の冬は、平成18年豪雪を凌ぐ、歴史的豪雪の年となりました。しかし、その激しい雪も春の訪れと共に日増しに消えつつある今日の佳き日に、大仙市教育委員会 教育委員長物部長仁様、大仙市議会議長鎌田正様をはじめ、多数のご来賓・保護者の皆様をお迎えし、大仙市立西仙北中学校第一期生71名の卒業証書授与式を挙行できますことに感謝申し上げます。

 ただいま卒業証書を授与された卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。また、これまで義務教育九年間、見守り育んでいただいた保護者の皆様、おめでとうございます。

 本校は、今年度、大仙市立西仙北東中学校と大仙市立西仙北西中学校が統合し、西仙北地区に一つの中学校としてスタートを切りました。五月一日には、開校式を行いました。二百名を越す生徒達は、新しい学校に新しい友達という環境に、少しの不安はあったものの、学校が始まるやいなや、お互いを高めよう、という気持ちが強く、学校教育目標「学び合い 支え合い 高め合い」を達成するがごとく、それぞれの学級が一つになろうと努力を重ねてきました。中でも、卒業生である三年生は学年ネームを、まさに「一つの輝く星」と本校の「第一期生」をかけて「一輝星」とし、生徒会活動、部活動、そして学習面など、本校のあらゆる場面において、学校をリードしてきました。
 五月九日に行われた「NISHISEN陸上」。この行事で、まずは、一つの学級になろうと、三年生を中心に、学級のまとまりが見える形で現れました。県内に誇る四百メートルトラックの広々としたグラウンドを、学級毎に声を出して、ウォーミングアップする様は、新しい本校の息吹を感じた瞬間でした。この活動から続く郡市陸上競技大会では、男子8位、女子3位、総合4位の好成績を収めました。
 そして、三年生にとって一番大きな山場となった郡市総体。この大会で野球部が優勝、バレーボール部3位、男子バスケットボール部3位、卓球部個人県大会、女子ソフトテニス部決勝リーグ進出、バドミントン部男子優勝、女子準優勝と本校の力を発揮してくれました。
 続く県大会では、バドミントン部男女アベック優勝、バレーボール部と卓球部個人が2回戦まで駒を進めました。バトミントン部は、東北大会に出場し善戦しました。
 全校応援で臨んだ七月の野球県大会は、暑い夏、開会式が雨のため順延になりましたが、四日間の戦いで準決勝まで勝ち上がり、3位という成績を収めました。その後、水戸市長旗第二回東日本中学校少年野球大会に出場し、4回戦まで進み、ベスト8という輝かしい成績を収めました。後日、町民の方が「中学生の子どもは家にいないけれども野球部に勇気をもらった」とお話ししてくれました。
 文化部も負けてはいません。吹奏楽部は、県南吹奏楽コンクールで金賞、秋田県吹奏楽コンクールでも金賞を受賞しました。また、本校応援団の中核となって頑張ってくれた科学部は、理科研究発表会で優秀な成績を収めました。統合と同時に名前を変えたパソコン&クリエイト部は、ホームページ作成に尽力、さらに統計コンクール学校賞を受賞しました。
 この他、田沢湖一周駅伝大会では、男女ともに5位入賞、県大会では、男子16位、女子18位と健闘しました。また、陸上競技では、今年度、県大会に個人出場して気を吐いた選手や昨年、二年生のときに走り高跳び秋田県1位、東北大会4位の成績を収めた選手もいます。

 皆さんと高校入試の面談の練習を何回か行いました。その中で、「一番印象に残っていることをお話しください。」と私が尋ねると、「『立志祭』という学校祭です。」「田沢湖一周ラリーです。」という二つの返答が多かったです。

 立志祭は、まさに全校の力が一つに結集した本校最大の行事で、学年ごとの「NISHISENソーラン」からはじまり、最後の「大いなる秋田」の全校生徒による演奏まで、一人一人が主人公になった行事でした。最後にアンコールで歌った校歌、この歌声の素晴らしさに私は心がふるえました。
 また、田沢湖一周ラリーでは、20km全員完走し、それぞれの友情の絆を更に深めることができました。あの湖と空の青さが今でも目に焼き付いています。

 さて、卒業生の皆さんが学舎(まなびや)からの旅立ちに際し、はなむけの言葉を贈ります。

 私は、映画が好きで、その中でもオードリーヘップバーン主演の映画に心打たれて来ました。彼女は、今から20年前に64歳でこの世を去っています。トップ女優だった彼女が、あるとき映画界から突如姿を消し、家庭人となります。そして、二人の子どもを育てることに集中しました。そんな彼女が子どもたちに残した彼女の好きだった「詩」−人生の教訓、人生で伝えたかったこと−を贈ります。

 魅力的な唇になるために やさしい言葉を話しなさい
 愛らしい目をもつために 人のよいところを探しなさい
 愛情を込めた人の やさしい慈しみは 決して失われることがない
 大きくなればきっと自分にも 二つの手があることを発見するだろう
 一つの手は自分を支えるため もう一つの手は誰かを助けるため
 おまえの「素晴らしき日々」は これから始まる
 どうかたくさんの素晴らしき日々を味わえるように 
  
 最後になりますが、保護者の皆様におかれましては、昨年度以来、統合に向けての話し合いや多大なるご支援など、今日まで本校のためにご協力いただき、感謝申し上げます。今後とも本校が発展いたしますよう、保護者の皆様並びに地域の皆様のこれまでと変わらないご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
 
 卒業生全員が20年後「ふるさと西仙北」を思い、光り輝いていることを祈念し、式辞と致します。

 
 
本年度最後の定例集会
 
 3月13日(水),3年生が卒業し,1・2年生だけの少し寂しい定例集会となりました。今年度は,この集会で全校集会が終わりとなります。様子をお伝えします。
□ 2年生
A組 三浦拓実さん:僕が進級するにあたり頑張りたいことは生徒会の仕事です。3年生が卒業し,僕たち2年生が全校を引っ張っていかなければなりません。だから生徒会では,全校を引っ張っていけるように,常日頃から行事活動やその他の活動をきちんと行い,さらに,新入生が入ってくるので新入生たちにも過ごしやすい学校になるようにしていきたいです。
B組 田口星輝さん:僕は,まず腰をけがしているので,このコルセットというものをはやくはずしたいです。勉強の方は,3年生になると難しくなるので,予習などをしっかりやっておきたいです。3年生になるので,これからは言葉遣いなどを見直していきたいです。
□ 1年生
A組 佐々木光さん:僕は進級するにあたって,勉強と友達つくりをもっと頑張りたいです。2年生になると勉強も難しくなると思うので,ちゃんと勉強して,テストの順位もそのまま上げていきたいです。進級するとクラス変えがあり,学級も変わるので,まだ話したことのない人もいると思うので,積極的に話しかけて友達をいっぱいつくっていきたいです。
B組 橋颯馬さん:僕はこれからも勉強と部活を頑張りたいと思いました。勉強では,得意教科と苦手教科の差があるので,その差を縮められるように頑張りたいです。部活でも集中して大会があったらよい成績を収められるよう頑張りたいです。
C組 太田里歩さん:私が進級するにあたって,頑張りたいことは,勉強と部活と生活態度を見直して,1年生が入ってくるので,その見本となるように頑張りたいです。また,クラス替えもあるので,たくさんの友達と楽しくしたいです。
 
 全員で校歌を歌ったあと,感想発表がありました。
□ 2年生
B組 伊藤英里さん(生徒会執行部):今年最後の定例集会だと思うと早いなあ,と思いました。大変だったことや苦しかったことが多かった反面,楽しかったこともありました。来年度は新入生も入ってくるので,3年生としてこの学校を引っ張っていけるようにしたいです。
A組 佐々木大河さん:今日の定例集会では,3年生がいないにもかかわらず,校歌の声が出ていたのでよかったと思います。発表でも進級するにあたっての目標がきちんとあってよかったと思います。
□ 1年生
C組 鈴木隼さん:今日の定例集会では,スピーチをしている人をみんな見ていたので,よかったと思いました。校歌でも,みんな大きな声で歌っていたのでよかったと思いました。