大仙市立 西仙北中学校
学校通信
 平成25年2月8日  No.37

 
暦の上では立春 三寒四温
 
 
 2月4日は立春。暦の上では,春なのですが,まだまだ厳しい寒さが続きます。立春を過ぎると「三寒四温」(さんかんしおん)と言って,3日寒い日が続くと,その後4日間は温かい日が続くという天候が表れます。
 また,2月は商売上では,「二八(にっぱち)」と言って,あまり売り上げが伸びない月と昔から言われております。しかしながら,学校では,修了式まで残り2ヶ月弱と,まさにまとめの時期となっています。
 秋田県では,この2月に冬の行事が開催されます。先人が,雪しかない暗くなるような時期に,何か民衆の心が温かくなるものを,ということで,各地に行事が起きたのはないかと予測されます。この秋田県内の各地の行事については,学校通信でも紹介しましたが,1年生が「ふるさと学習」で調べて発表をしています。
 インフルエンザ,ノロウィルスと県内を震撼(しんかん)させておりますが,本校には,現在どちらもおりません。1・2年生は,毎日の「5分間走」で身体を鍛え,3年生は,受験に向けて,手洗い・うがい・マスク着用をしっかり行い,病気にならない生活を心がけて欲しいです。
 
綱撚い(つなよい)
 
 1月31日に,西仙北小学校6年生と本校1年生が,「刈和野の大綱引き」の「綱撚い」に参加しました。
 この日は、3月下旬並の温かさ、気温は昼過ぎで4℃もありました。道路の雪はすっかり溶け、綱よいには絶好の天気となりました。1年生77名は、上町と下町に分かれました。「綱撚い」とは、綱引きで使用する大綱を作成することです。上町と下町で、綱の作り方が異なり、町内独自の方法でした。
 刈和野地区以外の生徒たちも、初めての体験に興奮気味で、奮闘しました。事前に「大綱引き講話」を真剣に聞いていたので、「綱撚い」への意欲も十分に高まっていました。
 
 
 





1・2年生スキー教室開催
 
 協和スキー場を会場に,今年度の第1回スキー教室が開催されました。
 1・2年生約140名が,午前9時25分にロッジ前に集合し,開会式を始めました。体育委員の司会・運営で会が進められ,講師の先生方の紹介,あいさつを終えて,それぞれが思い思いにスキー滑走に臨みました。
 私は1班で,1年生9名の上級者でした。
 生徒達の希望は,最初から奥のコースに行きたい,ということで,まずはリフトで進んでから,ということでリフトに乗りました。
 最初のリフト降り場で,軽い体操,並びに本日の目標(リフト乗車20回)を話し,次のリフト乗り場に向かいました。
 てっぺんまで登り切り,軽く足馴らしをしました。転ぶ生徒は一人もおらず,みんな上手に滑ってきました。
 生徒の一人が,小回りについて,左側の急斜面ならば,20回曲がったら,上級者だ,ということになり,それでは,皆さんでやってみましょう,とトライしました。
 わずかな距離の急斜面を20回小回りしてくるというのは,結構難しい技で,中には,自分のスピードを抑えきれずに大転倒(両方のスキー板がはずれる)した生徒もいました。その後,しばらく,どうやれば小回りができるか,全員で練習しました。カービングスキーだったら,小回りは,体重移動でやってみたらどうでしょう?と提案したら,そのことをしっかり実行した生徒もおり,少しだけ小回りができるようになりました。ただ,あまり小回りだけをやっていると,足のいろいろな筋肉の使いすぎにより,疲労がたまるようだったので,ひとまず小回りを止めて,長い滑走を心がけました。
 午前中のお昼は,女子が11:30〜12:15で,男子は12:15からでした。ここまで,全員が目標の半分である10回リフトをクリアーしました。
 お昼は,カレーライスと清涼飲料水。あっという間の食事の時間で,12:45からは午後の部が始まりました。
 午後は,チャンピオンコースに挑戦,ということで,そのコースを目指しました。
 頂上まで辿り着き,下を見ると途中が見えません。結構な斜度だろうなあ,と思うのですが,ある生徒が「先生,まっすぐ降りてもいいですか?」と聞いてきたので,「いいですよ。気をつけてね。」と答えたら,その生徒は,まっすぐにスピードに乗って降りていきました。他の8名は彼の勇敢さに大拍手でした。直滑降で降りた本人も「とても気持ちいい。先生もう一回いきましょう!」とそのコースに4〜5回は挑戦しました。そして,最後にチャンピオンコースのとなりのコースにも行きました。直滑降の彼は,またしても「先生,あの見えない先に,何かありますか?」と聞いたので「いや,大丈夫でしょう。何もないはずです。」「そうですか。では,またまっすぐで。」自信をもって彼は,またしてもてっぺんから直滑降を行い,相当のスピードが出ているのにもかかわらず,転倒もせずに,友人から拍手をもらっていました。
 スキー教室終わりの時間は,あっという間に迫り,2時に滑走を終えました。リフト乗車20回の目標には,すこしだけ届きませんでしたが,9人の生徒は,次の田沢湖スキー場にも期待を寄せている顔つきになっていました。
 最後に,朝と同じ場所に全員が集合し,閉会式を行いました。各学級代表が,本日の感想を述べました。どの生徒も,「けががなくて,次の田沢湖でも精一杯滑走したい。」と話してくれました。
 閉会式の途中から,あまっけの強いぼた雪が落ちてきました。それまで乾いた雪で,私たちのスキー教室は,見事に天気に恵まれた,と講師陣とお話ししました。
 スキーを軽トラックで運んでくれた2名の保護者の皆様,スキー講師(保護者)の皆様,西仙北スキー連盟の方々,本当にありがとうございました。来週の2月15日もよろしくお願いいたします。
 
      定例朝集会から
 
 1・2年生は前日のスキー教室をものともせず,元気に登校し,全校集会に臨みました。
□3年生        
A組:齊藤葵さん:私の抱負は英語を話せるようになることです。今までは,英語の教科書にある文をただ読むことだけだったので,これからは,自分の気持ちを相手に英語で伝えられるようにしたいです。また,単語などもしっかり覚えて使っていきたいです。
B組:藤川稜也さん:私は2013年を迎えて頑張りたいことは,受験勉強です。苦手教科をなくして受験勉強に取り組めるようにしたいです。主に国語と英語が駄目なので頑張りたいです。
□2年生
A組:斎藤剛士さん:僕は今年勉強を頑張りたいです。3年生になると勉強が更に難しくなると思うので勉強を頑張りたいです。さらに,1・2年生の復習もしっかり行って苦手教科をなくしていきたいです。
B組:伊藤春菜さん:私の今年の抱負は,家庭学習を頑張ることです。苦手なところを中心に努力し,苦手教科をなくしていきたいです。また,1・2年生の復習なども忘れないようにしっかり行いたいです。
□1年生
A組:齊藤法樹さん:僕の今年の抱負は勉強についてです。今の自分の成績をしっかり維持して,1年生の復習をしたいです。
B組:佐藤竜也さん:僕の今年の抱負は勉強を頑張ることです。特に,理科の成績が悪いので,しっかり行いたいです。
C組:田口あみさん:私が今年頑張りたいことは,去年苦手教科だった社会を,今年得意科目にすることです。社会は覚えることがたくさんあるし,似ている言葉が出てくるので,しっかり勉強してテストなどに備えたいです。
 
 4人の方から感想発表がありました。
□2A:阿部倫己さん:今日の定例集会のスピーチは2013年への意気込みが感じられたので,よかったと思いました。校歌も,前回よりも声が大きくなっていたのでよかったです。このように次回からも定例集会をよりよいものにしていきましょう。
□3A:田村俊介さん:今回のスピーチは,スピーチした皆さんが抱負を述べて,その後に,抱負に向けて頑張りたいことを言っていたのでよかったです。また,スピーチが終わった後の,皆さんの態度や拍手なども今日はよかったです。校歌は,歌っている人もいれば,口を閉じている人もいますが,歌っている方だと思います。願いとしては,次はもう少し大きな声で歌って欲しいと思います。
□2B:星宮魁人さん:今回の皆さんのスピーチでは,今年の抱負が決まっていたので,僕も自分の抱負を決めてそれに向かって頑張りたいと思います。校歌では,皆さんちゃんと歌っていたのでよかったと思います。
□1A:佐々木光さん:今日のスピーチを聞いて,勉強を頑張ろうとする人が多かったので,僕も負けないように勉強を頑張りたいです。 
 
 3年生の登校は,あと21日,1ヶ月を切りました。心に残る学校生活を送って欲しいです。
 
西仙北小学校6年生体験入学
 
 2月6日(水),西仙北小学校6年生64名が本校に9時半に到着し,一日体験入学を行いました。
 控え室は,松組(仮A組)が被服室,竹組(仮B組)が調理室で,開会式・オリエンテーションを音楽室で行いました。開会式後,中学生の教室に出向き,授業参観を行いました。その後,数学と英語の授業,そして昼食をとり,5時間目は,交流を深める活動を体育館で行いました。午後2時10分から20分間の閉会式を行いました。
 感想発表では,「中学生の真剣な授業態度に驚いた」「授業では数学の『魔方陣』が面白かったのでこれも算数をしっかりやっていきたい。」「中学校の授業時間は少し長く感じた。」などがありました。この日の熱い気持ちを忘れずに,中学校に夢と希望をもって入学することをお待ちしております。