大仙市立 西仙北中学校
学校通信
 平成24年9月19日  No.21

新人戦 結果
 
 
 暑い中で行われた新人総合体育大会,夏の郡総体よりも暑く感じた大会でした。各部の結果をお知らせします。
◇ 野 球 3位
  1 回 戦 西仙北4ー0豊成 
  準々決勝 西仙北2ー0大曲
 準決勝  西仙北1−2美郷
◇ バレーボール ベスト8
 Cゾーン 2位通過(2勝1敗)
     西仙北2ー0神代
      西仙北2ー0桧木内
      西仙北0(19-25,17-25)2太田
決勝トーナメント(準々決勝)
      西仙北0(21-25,22-25)2西明寺
◇ 男子バスケットボール 3位
 予選リーグ    西仙北89ー35平和
  予選トーナメント 西仙北96ー41協和
決勝リーグ    西仙北55ー57中仙
シード決定戦   西仙北42ー56大曲
◇ バドミントン 団体男子準優勝 女子ダブルス優勝,男子ダブルス2位,3位
  団体戦 男子 西仙北1ー2美郷 (2校)
      女子 出場せず
  個人戦
  男子ダブルス 2位 伊藤悠貴・福田伊織組
         3位 伊藤叡久・佐藤瑞樹組
  女子ダブルス 優勝 齋藤愛・後藤杏樹組
 ※ 県大会は11月17日〜18日(美郷町総合体育館リリオス)
◇ 卓球
  予選リーグ 3勝2敗
        @西仙北0ー3協和
        A西仙北3−0神代
        B西仙北2−3太田
        C西仙北3−2中仙
        D西仙北3−0桧木内
  決勝リーグ 1勝6敗ー7位
        (予選リーグ戦績も含む)
  個人戦 星宮魁人,佐々木悠太(県大会出場)
  ※ 県大会は12月1日〜2日(秋田県立体育館)
◇ 女子ソフトテニス 団体戦 3位
  団体戦 予選リーグ 2位通過
      西仙北1ー2大曲
      決勝トーナメント
             西仙北2−1太田
      シード決定戦  西仙北1−2大曲
  個人戦 小笠原未久・進藤恵実香組(県大会出場)
◇ 女子バスケットボール(スポーツ少年団)
 予選リーグ 西仙北28ー83大曲
        西仙北60ー67生保内(延長)
※ 県大会は10月20日〜21日(大館市高館公園テニスコート)。
◇ 男子ソフトテニス(スポーツ少年団)
2回戦敗退
◇ 柔道(スポーツ少年団)
  個人戦 50kg級以下 3位 田口皐
 
 なお,9月17日(月)にソフトテニスの1年生大会大曲仙北代表選考会が神岡テニスコートで開催されました。次のように,女子1組,男子1組(スポ少)が県大会の切符を手にしました。
 女子 小笠原未久・進藤恵実香組(ベスト8)
 男子 佐々木光・小笠原一志組(準優勝)
 ※ 県大会は11月10日(女子),11日(男子)(大館樹海ドーム)。
 
JOCジュニアオリンピックカップ 結果
 
 バドミントン女子シングルの佐々木梨子さん(2年生)が,宮崎県で開催された標記大会に新人戦中に参加してきました。1勝をあげました。長い道のり,お疲れ様でした。
1回戦
 佐々木梨子2(20-22,22-20,21-18)1大分県
2回戦
 佐々木梨子0(14-21,8-21)2埼玉県
 
わか杉チャレンジフェスティバル2012
 
 標記大会が,次の要領で開催されます。申込み用紙は9月18日に配布しました。締め切りが迫っていますが,数学で考えてみたいという生徒は,お申し込み下さい。
 
1 対 象 秋田県内の小・中学生
2 参加料 500円,当日会場で徴収
3 期 日 平成24年10月27日(土)
      9時〜11時
4 会 場 大曲中学校
5 締め切り 9月21日(金)の朝まで
 
わたしの主張 県南大会 優秀賞作品
 
 先日開催された標記大会で優秀賞を受賞した阿部倫己さんの発表を掲載します。

         アメリカで感じた日本のすばらしさ
                                                 2年 阿部倫己
 「うまい。本当にうまい。」
 帰国直後に入ったレストランで食べたみそ汁の味。13年間生きてきて,これほどみそ汁が美味しいと感じたことはありませんでした。
 中1の夏,私はアメリカのコロラド州で一ヶ月間ホームスティをしてきました。自由の国アメリカ,夢を叶える国アメリカ。私は大きな夢と希望をもって,アメリカに旅立ちました。しかし,すぐに私は言葉の壁にぶち当たってしまいました。ホストファミリーが震災を心配して気遣ってくれた言葉の中で,唯一「津波」という言葉から,おおよその内容は理解できました。英語ということだけで頭の中が真っ白になり,何も言えませんでした。しかし,そうしてばかりもいられません。
 一ヶ月間,アメリカで過ごさなければならないので,必死にその場の状況に合わせて考えたり,相手が何を伝えようとしているのかを観察し,想像するよう心がけました。すると,わからなかった英語が何となくわかる英語に変わりました。まるで赤ちゃんが,少しずつ伝わるということに喜びを感じるようになりました。本当に嬉しかったです。
 私たち日本人は,外国語でのコミュニケーション以外のことは完璧にできなくても「できる」ということが多いのに,外国語でのコミュニケーションになると,完璧主義者のように失敗や間違いを恐れて,心も口も閉ざしてしまっているのではないでしょうか。
 しかし,ホストファミリーは違いました。ホストファミリーは臆することなく,知っている日本語を得意気にどんどん私に伝え,コミュニケーションすることを心から楽しんでいました。そんなホストファミリーの姿を見て,私も失敗や間違いを恐れず,わかりたい,わかってほしいという気持ちが少しずつ強くなってきました。完璧な英語でなければコミュニケーションできないという「言葉の壁」を乗り越える一番の近道は,「相手に伝えたいという心を強く持つこと」だと実感しました。
 また,日本のモノ作りの技術やアイディア,さらに日本のサブカルチャーは,アメリカだけでなく,世界中に広がっていると感じました。私は,ホストファミリーへのお土産に「芯がとがり続けるシャーペン」と「細かい行のノートでも自由に選べて消せる消しゴム」を持って行きました。すると,ホストファミリーはとても喜んでくれて,毎日のように使ってくれました。また,休日には地下室にあるホームシアターで,ジブリ作品の映画を何本も見せてくれました。ホストファミリーは,日本に行って宮崎駿監督に会うのが夢だと話していました。テレビでも,ポケモンなどの日本のアニメが放映されていて,私は改めて日本ってすごいなあと感じました。日本には世界に誇る発想力と技術力があることを改めて実感することができました。
 これからの国際会社会の中で,日本がさらに輝くためには,日本の高い技術やアイディア,サブカルチャーにもっと付加価値をつけ,アピールしていくことだと思います。そのためには,やはりコミュニケーションの手段としての英語は必要不可欠です。しかし,完璧な英語ではなくても,相手に伝えたい,理解してほしいという気持ちを強くもって,積極的にコミュニケーションすることが重要だと思います。
 私はアメリカでの一ヶ月間のホームスティを体験して大きく変わったことがあります。日本で生活していると当たり前で,何気なく私たちの周りに普通にあるものが,どれだけ幸せで大切なものだったのかを知ったことです。アメリカから見た日本は,本当にすばらしく,魅力ある国でした。私は日本人であることを心から誇りに思います。そして,将来は日本のすばらしさを世界にアピールできるような仕事に就きたいと思っています。