5月22日,23日と快晴に恵まれた下で,今年度の郡陸上が17校,男子375名,女子314名,計689名で行われました。
本校初の大会となりましたが,見事男子8位,女子3位,総合4位の好成績を得ることができました。得点は,1位が8点,2位が7点・・
8位が1点となります。同じ順位に複数入賞すると,その人数で割った点数となります。今回女子走り高跳びで,8位が8人だったので,1点を8人で分けて一人0.125点となりました。また,男子走り高跳びの7位も2人いたので,7位2点と8位1点を足して3点を2人で分けたので,一人1.5点となりました。
また,開会式では,本校選手団代表の三浦真澄さん(3A)が,力強い選手宣誓を行ってくれました。宣誓を掲載します。
宣誓
今日、この立志の丘に17の学校が集まりました。 その中で、美郷中、そして、我が西仙北中は統合して新しいスタートをきりました。 閉校を乗り越え、新たな仲間とともに、自分のため、地域のため、そして、新しく生まれた学校のため、力が試される初の大舞台です。 負けられない戦い! 見せましょう! 力を出し切って走る姿を! そして、夢咲かせます!この立志の丘に!
平成24年 5月22日 西仙北中学校 陸上部主将 三浦真澄
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◎ 郡陸上競技大会(5/22~23本校グラウンド)
・男子
1年1500m 8位 佐々木航平 5'04"0
共通 800m 6位 三浦真澄 2'18"5
共通3000m 5位 田村俊介 10'06"0
共通4×100m 8位 50"0
堀江丈,三浦真澄,伊藤智也,佐藤和樹
走り高跳び 7位 佐々木響 1m45
砲丸投げ 4位 佐藤駿 9m33
四種競技 2位 熊谷勇地 1448点
・女子
1年100m 6位 齋藤藍実 14"7
2年100m 3位 小松瑠香 14"2
低4×100m 8位 60"1
長谷川華鈴,鈴木里歩,齋藤藍実,嵯峨あかり
共通800m 7位 鎌田仁美 2'42"4
共通100mH 3位 菅原百絵 17"8
共通4×100mR 5位 57"0
正木紗捺,小松瑠香,伊藤英里,菅原百絵
走り高跳び 1位 佐々木千紘 1m54
砲丸投げ 1位 星宮ちづる 10m56
6位 嵯峨珠輝 8m72
四種競技 7位 齋藤葵 1262点
入賞できなかった選手の中には,2種目とリレーに出場し,全て予選を通過した選手もいます。1日目の予選通過することも,選手にとってはとても難しいことです。そして,そういう選手の力を見せてくれることが,本校の選手団の士気を高めてくれます。
さらに,応援団や役員の生徒,学校の残って学級の仕事をしてくれた生徒など,全校生徒で
陸上競技大会を支えました。
1年生は,初めての大会役員で,初日はきょろきょろしたり,何をどのようにしたらいいのか,あまり理解していない場面が見られましたが,2日目になったら,2・3年生同様,自分の持ち場でしっかりと,その役をこなしました。競技が終わってハードルをてきぱきと用具庫に運んだり,速報をすばやく黒板に書いたり,トイレの詰まったのを復元しにいったり,スタートブロックをセットして,スタート後にすぐにはずしたり,ご来賓に丁寧な対応でお茶を出したり,スターターのピストルの煙が見えるように黒板を上げ続けたりと,的確で丁寧な対応が見られました。
応援では,はじめ選手団が本校への応援だけでなく,他校への応援も行いました。後から,体育館で待機していた生徒も応援にかけつけ,全校での応援となりました。できあがったばかりの団歌や,その後すぐに藤澤和弘先生が,作詞作曲してくれた応援歌「Never
Give
Up」が,グラウンドに響き渡りました。応援団幹部が一生懸命頑張っている姿を見て,試合の終わった3年生男子選手もにわか幹部になり,大きな声で音頭を取りました。その様は見事でした。
応援練習は,大会1週間前に行いましたが,その応援練習で,体育館の窓を開け放ち,グラウンドに向かって「フレーフレー陸上!フレーフレー西仙!」と絶叫した声は,グラウンドで練習している選手の心に響いた,と聞きました。自分たちを応援してくれる者がいる,自分たちと一緒に戦おうと声援をしてくれる者たちがいる,このことが選手団の心を奮い立たせたのかもしれません。
今回の大会では,6位入賞者で,自分の所属している部活動(運動部)が郡総体の結果で県大会に進出できない選手のみ県大会(7月14日〜16日)に出場することができます。
◎ 春季バドミントン秋田県大会(5/19〜20仙南リリオス)
・団体 男子 優勝 女子 3位
男子 準決勝 西仙北2−0岩城
決 勝 西仙北2−0美郷
女子 1回戦 西仙北2−0大曲
準決勝 西仙北1−2八郎潟
3位決定戦 西仙北2−0岩城
・シングルス
男子 2位 斎藤匠 3位 佐藤竜介
女子 優勝 佐々木梨子
・ダブルス
男子 3位 橋大良,伊藤叡久
女子 優勝 豊巻栞,正木紗捺
◎ 春季卓球秋田県大会(5/19横手体育館)
・個人戦 深浦隆弘2回戦敗退
1回戦 深浦3−0仁村(城南)
2回戦 深浦1−3佐々木(本荘東)
○ 第27回平和中学校選抜球技(男子バスケットボール)大会(5/19平和中体育館) 優勝
西仙北中,平和中,協和中,角館中の4校トーナメントで2戦全勝
郡陸上競技大会2日目に,私のカナダの友人が2歳の子どもを連れて学校を訪問してくれました。彼は,元田沢湖町のALTで,日本人女性(湯沢市)と結婚し,現在育児休暇を取って,カナダからスペインを回り日本の奥さんのところに来ていました。私は一緒に仕事をした関係で現在も親交があります。
その彼が,本校の生徒と英語でたくさんの会話をしてくれました。子どもがあまりにも可愛くて,校舎で昼休みをしていた生徒達は英語よりも,子どもに「可愛い!」と近寄り,スキンシップをとっていました。ところが,英語で「どこから来たのですか?」「子どもは何歳ですか?」など物怖じしないで話す2年女子生徒もいました。また,グラウンドに向かって私とその親子が歩いていると,近づいて来る本校の2年女子選手もいました。その生徒は彼に,「何の部?」と英語で聞かれたら「バレーボール部です」と英語で答え,さらに,「今は陸上競技(track and field)です。」と付け加えたその英語力に私はびっくり,感動しました。
私は,英語はコミュニケーションの手段だと思っています。英語が話せることは確かに大切なことですが,カタコトの英語で外国人とコミュニケーションを図ろうとするその姿勢をもつことが大切だと思っています。
小学校の外国語活動は,かなりのレベルまで学習しています。書いたり読めたりはできませんが,「どこから来たのですか?」とか「何歳ですか?」「こんにちは」「私の名前は○○です。」「あなたのは名前は?」などコミュニケーションをとる英語を相当学習しています。中学校では,その学習した英語を読んだり,書いたりして更に深めることになります。
相手に何を聞くのか,相手に自分の何を伝えようとするのか,普段から異国の文化や人にどのような関心をもつか,とても大切なことで,そのことが自分自身をとても豊かにしてくれる方法の一つでもあります。