学校の概要
本校は刈和野大綱引きで有名な西仙北地域にあります。学年縦割り集団のつなっ子活動と、児童会のアイデア豊かなパワフルな活動が自慢です。学校支援地域本部事業はスタートして3年目、子どもたちの地域学習を支えています。
■学校の歴史
平成 6年12月16日 統合校の校名が「西仙北町立刈和野小学校」と決まる
平成 7年 9月18日 校章、並びに校歌を制定する
平成 8年 4月 1日 新校舎が竣工する
平成 8年 4月 4日 開校式を行い、校旗を樹立する
平成 8年 7月 2日 校舎竣工式と記念行事を行う
平成 8年 8月 2日 学校プールが完成する
平成 8年10月 1日 インターネット利用が可能になる
平成 8年12月 9日 屋内運動場が完成する
平成 9年 4月 1日 「インターネット利用実践研究地域指定事業推進協力校」となる
平成 9年 4月 7日 学校の地理的位置の基準碑を建立する
平成 9年 4月23日 噴水のある前庭が完成する
平成 9年 7月 3日 本校のホームページを開設する
平成 9年 7月23日 体育館駐車場に隣接した「つつじ園」が完成する
平成 9年 9月13日 PTA東北大会秋田大会で本校PTAが表彰される
平成 9年12月 5日 野球場が完成する
平成10年 6月29日 平成10年度インターネット利用推進協力者会議が本校を会場に開催される
平成10年11月27日 「インターネット利用実践研究地域指定事業推進協力校(平成9・10年度)の指定に伴う自主公開をする
平成11年 7月11日 PTA奉仕活動により「アスレチックコース」完成する
平成11年11月 5日 校内LAN配線が完了する
平成12年 7月19日 ふるさとドリームアップ事業「ミレニアムフェスティバルin刈小」を実施する
平成12年10月12日 大曲仙北教育研究会家庭科研究会会場校となる
平成12年10月21日 大曲仙北学校給食指導研究会会場校となる
平成13年 7月13日 ドリームアップ事業「ぎばちゃんと遊ぼう」を実施し、柳葉敏郎氏を迎える
平成13年11月20日 ベラルーシ友好協会より児童、教師等5名来校し、交流を深める
平成14年 4月 1日 学校週5日制がスタートし、総合学習が完全実施となる
平成14年 8月22日 6年生が卒業記念に秋田港の「夕陽の画廊」に描画する
平成15年 6月17日 「豊かな体験推進事業」として全校児童で前庭に校章を象った花壇を造る
平成15年10月29日 町内福祉施設の入所者を招き、「まごころふれあいフェスティバル」を開催する
平成16年 2月10日 韓国唐津郡の並川高校生5人が来校し、綱引き交流として太鼓の演奏を披露する
平成17年 2月10日 日韓大綱引き子供交流会で韓国より小学生5名来校する
平成17年 3月22日 市町村合併により「大仙市立刈和野小学校」となる
平成17年10月13日 10周年記念植樹 創立10周年を記念して前庭・グランドに植樹する。
平成17年11月23日 創立10周年記念式典を学習発表会に合わせて行う
平成18年11月 2日 大曲仙北教育研究会音楽科研究会会場校となる
平成19年12月 2日 講演会(「親子のためのハッピーコミュニケーション」)を行う
平成20年 2月 7日 大仙市事業のフッ素洗口を開始する
平成20年 5月17日 運動会で刈和野大綱引きを行う
平成20年 9月 2日 教職10年経験者研修研究協議会会場となる
平成21年 1月16日 韓国のナンサン小・ドクス小の児童20名、教師4名が来校し交流する。
平成21年11月 6日 大曲仙北教育研究会視聴覚研究会会場校として公開授業を行う。
平成22年 2月10日 韓国唐津郡から訪問団来校、交流会を行う。
平成23年10月15日 宮崎県教育庁より来校
平成23年 2月24日 宮崎県の都農小より来校
平成23年 3月11日 東日本大震災により集団下校、児童の安全を確認する。 
■校歌と校章
校 歌

       作詞 石原一輝
       作曲 天野正道

一 鳥海みえる  この窓は
  みんなの夢を  ひらく窓
  知恵と勇気と  たくましさ
  いつも元気な  子になって
  学ぼう  刈和野小学校
二 雄物のながれ この川は
  みんなの希望   うつす川
  明るい笑顔と おもいいやり
  やさしい心の  子になって
  伸びよう 刈和野小学校
三 広野の丘の  この空は
  みんなの未来   てらす空
  高い理想を   そだてあう
  ひとみ輝く   子になって
  羽ばたく 刈和野小学校
校章は「か」の字をモチーフに、上部中央に霊峰鳥海山、左右に仙北平野の広がりをイメージし、下部に雄物川の波頭を表現して、恵まれた大自然の中に学び、社会貢献に役立つ刈和野小学校の飛躍発展をシンボライズしたものです。

平成6年9月18日制定 岡山県・神向 学氏 作
■学校教育目標
1.校訓     つよく  正しく  明るく
2.教育目標   勉強を大切にする子 友だちを大切にする子 命を大切にする子
3.めざす児童像 ○めあてをもち、進んで学ぶ子
         ○わかるまで学びぬく子
         ○じっくり考え、しっかり表現する子
         ○相手の気持ちがわかる子
         ○みんなのために行動できる子
         ○進んであいさつができる子
         ○礼儀正しく、ルールを守る子
         ○早寝・早起き・朝ごはんを身につけた子
         ○外で友だちと元気いっぱい遊ぶ子
4.経営方針
(1) 学校に求められているもの
 
@ 経営にあたって
   今日、学校教育には各方面から多くの期待が寄せられている。そこで、経営にあたっては、社会の今
  日的な要請や地域社会の願いを的確に把握し、児童の実態を十分に踏まえた上で、学校教育目標の
  設定にあたる。そして、その目標の達成に向けて「開かれた教育経営」を展開し、地域に信頼される学
  校として活力ある教育活動の創造に努めたい。
 A 社会の要請
   今日の我が国では、国際化や情報化が一層進展しグローバル化が進む一方、国内では少子高齢化
  や社会構造の硬直化等の多くの課題がある。そこで、変化の激しい時代を生き抜き、新しい時代を担
  うために、国では、児童生徒に豊かな人間性を育むことを基盤としながら、基礎基本を身に付けた創
  造性豊かで、たくましく生きる力を育成することを求めている。
 B 秋田県の教育施策
   本県は、「教育立県あきた」を目指し、平成22年度から「ふるさと秋田元気創造プラン」に基づく取組
  を推進し、チャレンジ精神をもち、夢に向かって生き生きと活動し、地域や社会に期待される人材の育
  成を掲げている。また、学校教育の指針の中で、本年度の重点を「『問い』を発する子ども」の育成とし
  ている。
 C 地域や保護者の願い
   刈和野地区は、雄物川の舟運で栄えた経済的要衝で、また羽州街道の宿駅としても栄え、近郷の行
  政・交通・文化の中心地であった。そして、交易を通して目を外に開き、多くの先覚者を輩出するなど、
  教育に熱心な土地柄である。こうした歴史的風土に培われた子どもたちに、知・徳・体の調和のとれた
  豊かな人間性を育む教育活動の充実に努めたい。
 D 児童の実態
   児童は、明るく元気で素直である。男女の区別なく仲良く遊び、友だち思いの優しさがある。また、自
  分の役割を自覚して係活動にまじめに取り組もうとする意欲がある。反面、自分の考えを持って相手の
  意見を聴き互いに練り合う力や、課題に気づき自ら追求し判断し、表現する力を育成することが、今後
  の課題となっている。
(2) 経営の基本姿勢
 @ 経営のキーワード  ・・・  「かかわり」「創造」「挑戦」「発信」
    自然や人や地域社会との豊かなかかわりの中で、未来をたくましく切り拓く主体的で創造的な態度
  や資質は育まれる。また、市教委のキーワード「共・創・考・開」に相当する。
 A 実践のキーワード  ・・・  「共有化」「重点化」「組織化」「検証」
    組織(学校)の目標(目指す姿)を達成するためには、課題の共有化を図り、取組の重点化と組織化
  を進め、取組の成果を検証する営みが不可欠である。
(3) 目指す教師像
 ○ 子どもの心に火を灯す教師  〜 熱意・誠意・創意 〜
(4) 目指す学校像
 ○ 笑顔が輝く学校  〜 夢をはぐくむ活力ある学校 〜
(5) 今年度の経営改善の重点
 @ はつらつと!  重点化と系統性(多忙感より充実感を感じる働きがいのある職場に)
 A しなやかに!  組織化と機動性(多様性への対応力を身に付けた職場に)
 B たしかに!   構想力と実践力(検証をもとに伸びを実感できる職場に)
■重点的な取組
(1) まなびプロジェクト
   〜 できた! わかった! 子どもたちが求める楽しい授業を目指して 〜
  @ 思考力と表現力を高める「学び合い」の充実
     ・自力思考と集団思考  ・言語活動の充実  ・習得と活用
  A 学習の規律と習慣の確立と学習意欲の向上
     ・学習のやくそく  ・朝読書の工夫  ・評価の工夫

(2) のびのびプロジェクト
   〜 子どもたちにチャレンジ精神をはぐくむ、かがやき力の充実に向かって 〜
  @ 児童会活動       みんなが目標に向かって一つになり、100%の達成を目指す
  A つなっ子活動      高学年が充実感を味わえる子どもが主役の活動を工夫する
  B 学級活動         話し合い活動を充実させ、伝え合う力を高める

(3) はばたきプロジェクト
   〜 夢に向かってはばたく子どもたちの生活の基盤の確立 〜
  @ 生活習慣の確立    「早寝・早起き・朝ご飯・挨拶」の励行、食育教育
  A 規範意識の高揚    「刈小一日のくらし」の活用、チャンス指導
  B 命を守る力の育成   交通安全教室や避難訓練・防犯訓練の工夫

(4) 学校評価の効果的な活用
  @ 実施の対象 ・・・ 児童による評価、教職員の自己評価、保護者等の学校関係者評価
  A 実施の時期 ・・・ P-D-C-Aサイクルで定期的に実施し改善への取組を行う
  B 結果の公表 ・・・ 学校評価の結果を公表し、次善策についての説明責任を果たす