大仙市立西仙北東中学校
 学校通信 
2011.6.9 
No.9

郡市総体まであと一週間
 
 過ごしやすい季節となりました。清新の丘には,初夏の涼風が吹いております。
 郡市総体を一週間後に控え,生徒たちの部活動に取り組む姿勢は真剣そのものであります。放課後,保護者・地域の皆様の参観・応援をよろしくお願いいたします。
 
 本校では,運動部の部活動として野球部,女子バレーボール部,男子バスケットボール部,女子ソフトテニス部,男女バドミントン部の5種目があります。しかし,地域のスポーツ少年団に所属している柔道,剣道,女子バスケットボール,サッカー,空手など,大曲仙北中学校体育連盟に種目のあるスポ少や無いスポ少で,活動している生徒もいます。この生徒たちの中で,スポ少の大会の他に,郡市総体に出場したい生徒は,学校に参加を申し出て,学校が認めると出場することができます。本校では,今年度,柔道部スポーツ少年団の2名から参加申請があり,郡市総体に参加します。壮行会では,柔道部についても他の部同様に激励をします。
 6月7日に発行した「清新の丘からひまわりの里へ」(郡市総体組合せ表)には,柔道部の日程が掲載されていませんでしたので,ここに紹介します。
 なお,対戦表はホームページにアップロードしましたので,ご覧ください。

柔 道 
 

○期日 6月17日(金)〜19日(日)
○会場 大仙市ふれあい体育館
     ○開会式 9:00〜
 6月17日 2部団体戦(本校2名,西仙北西中1名の混合チームで出場)
 6月18日 男子個人戦
 6月19日 男子個人戦
 
平成23年度 西仙北東中学校 大曲仙北中学校総合体育大会組合せ  2 

 各部活動の練習について紹介します。
◇ 野球部
 野球部は,大仙市神岡野球場での練習割り当てが,6月7日にありました。普段学校の練習では,応援団(パソコン+科学部有志)の練習が始まり,理科室からグラウンドに団歌が響くや否や,野球部が全員そろって,外野を走ります。全員が学校中に聞こえる声を発しながら走ります。その後,準備体操,ストレッチ,そして,キャッチボール(これがいろいろな種類がありました),塁間キャッチボール,トスバッティング,バッティング,守備練習,そして全体練習となっています。神岡野球場では,塁に選手をおいて,いろいろな場面の練習,またグラウンドでのボールの転がりの学習等,様々な実戦での想定をしながらの練習でした。どの選手も一塁やホームに投げる球はスピーディーで,真剣さが観覧席の保護者の皆さんまで伝わってきました。
◇ 女子バレーボール部
 活動は支柱,ネットの設置から始まります。設置が終わると,ランニング,次に体操,ストレッチ,フットワーク,ネットを挟んでのブロック練習,対面パス,対面1対1,サーブ,サーブレシーブ,スパイク練習,レシーブ練習,全体練習となります。
ただ,1年間を通して,いろいろ工夫された練習をしているのがバレーボール部です。1年生のときに,全くスパイクを打てなかった選手が,1年経つとものの見事に打つことができます。身長が伸びて,ブロックがチームの長所になってきました。木曜日・金曜日は西仙北高校に行き,先輩たちの胸を借りています。
◇ 男子バスケットボール部
 活動は,月曜日,火曜日に前後半の体育館の割り当てがあります。前半のときは,後半にグラウンドへ,後半のときは,前半でグラウンドへ行って,ランニングをして基礎体力の増強に励んでいます。水曜日は西仙北高校に行き,1・2年生の新チームと合同練習をして,最後に試合をします。 木曜日,金曜日は,まるまる体育館を使用できるので,正規の練習ができます。練習内容は,ランニング,体操,ストレッチ,フットワーク,ダッシュ,三角パス,四角パス,タップ,ランニングシュート,2メン,3ポイント練習,フリースロー,2対1,2対2,3対2,3対3,そして,最後に5対5をやります。日によって,速攻の練習をしたり,ゾーンの攻め方を練習したりしています。
 6月5日に大仙市制駅伝大会に参加し,完走してきました。体力・気力を充実させて,総体に向け練習しています。
◇ ソフトテニス部
 2年生女子6名のまとまったチームです。部員が6名ですから,4面あるコートの真ん中をつかって練習しています。私が練習を見に行ったときは,一人が椅子に上がり,もう一人がその周囲を素早く回り,椅子の上の生徒が落とす球を,間に合うように打つ練習でした。機敏さと切り返しを求められる練習でした。小野監督が前衛に立ち,ボレーで返された球を更に前進して打ち返す練習も含まれていました。この練習が終わると,小野監督から受けたボールを右左に打ち分ける練習でした。これは前後の動きが素早くできるか,という実戦につながる練習でした。目標は,どの試合でも1回の勝利を,です。来年がある,と言わないで,今年の精一杯を出し切ってほしいです。
◇ バドミントン部
 バドミントン部は,男女一緒に練習をします。ランニングから始まり,体操,ストレッチ,その後フットワークを鍛える練習です。シャトルをコートの隅に順番に置いていき,横の動きを鍛えます。一定のルールがあり,ハーフコートをすべてシャトルが移動し終わると終わりのようでした。その後,ネットを挟んで,シャトルの打ち合い。ネットに引っかけないように素早く打つことができていました。そして,コート内で動きを素早くするために,一人一人が連続してたくさんの打ち上げられたシャトルを拾う練習です。その練習と平行して,シングルスの練習,ダブルスの練習が行われます。
 バドミントン部は,春季県大会でアベック優勝して,郡市総体もねらっています。県総体,東北大会と長丁場の部ですので,体調管理,意欲の向上を部員全員で確認しながら活動してほしいです。
◇ 柔道部
 柔道部の練習は見たことがありませんが,一週間の決められた日に大体5時半頃から,スポーツセンター体育館で練習をしています。二人の部員は吹奏楽部と科学部に所属していますので,時間のやりくりをうまくやっているようです。試合で見る二人は,学校の様子とは異なり,相手に対する気迫がすばらしいです。県大会にコマを進められるよう奮闘を期待します。 
 
 郡市総体まで残り一週間,今できることを精一杯行うことが勝利への近道です。ともに声をかけあい,励まし合いながら練習しましょう。私たちも各部に出向き応援します。
 
教育委員等訪問
 
 6月6日,今年度の大仙市教育委員等訪問を受けました。授業参観後に,協議会を行い,各委員の方々から次の指導がありました。
◇ 信田健教育委員長
 この地区は50年位前に自治体合併で4つの地域が統合し西仙北町となった。当時,町に一つの中学校をという願いがあったが,東と西に一つずつ作られた。一町一中学校は懸案事項であり町の悲願でもあった。その一つが解決することになる。
 本年度は「学校経営+α」で,αの部分は閉校・統合関係である。
 自分の三番目の息子が中学校2年生のときに,土川中学校と刈和野中学校が統合した。生徒たちはすぐに仲良くなるが,保護者同士の仲をどうするかが重要である。地域に根ざした校風,お互いのよさを出し合って二つの校風を引き継ぎ,新しい校風を作ってほしい。
◇ 物部長仁 教育委員長職務代理者
 以前から思っていたが,本校舎は自然になじまない風景である。新制西仙北中学校は,この校舎の風貌に負けない学校にしてほしい。気持ちの切り替えをすばやくし,心機一転,新学校を作ってほしい。生徒の皆さんの試練になるだろうが,なんとかいい学校を作ってほしい。
◇ 三浦廣一 西仙北中央公民館長
 中学校は,落ち着いている。郡市総体の野球大会は奇しくも,東中と西中の戦いとなった。どちらが勝利しても,最後の試合を双方で応援するという試みを,統合と絡ませて行ってほしい。校歌・校章制定委員会等もあろうが,よろしくお願いしたい。校舎が錆びているのが気になるところである。
◇ 千田寿彦 教育研究所長
 生徒たちはおとなしく,素直に学習に取り組んでいる。生徒は互いの発言に関して聴き合っている。教材提示が工夫されている。生徒を惹きつける教材となっている。座学では,静かにおとなしく学習しているが,自分のものとして発言している。