大仙市立西仙北東中学校
 学校通信
   2011.2.9 No.38

 
第42回 大曲仙北地区吹奏楽連盟    アンサンブルコンサート
 
 2月5日(土)に協和の和ピアで標記コンサートが開催されました。小学校・中学校・高校・一般あわせて,66のグループが参加しました。本校からは,次の3つのグループが出場しました。(○は学年)
 
○ 木管四重奏
曲目 グラン・ホタ(タレガ)
佐々木愛実A,嵯峨彩華A,高橋千尋A伊藤優花@ 
○ サクソフォーン打楽器六重奏
  曲目 「動物の謝肉祭」より
     "序奏と獅子王の行進””化石”     ”終曲”(サン=サーンス)
  菅原礼美A,伊藤泉A,加藤梓@, 岡田美月A,阿部園子A,佐々木美喜@
○ 金管六重奏
  バッカスの行列(ドリーブ) 
  伊藤樹里A,高橋瑞穂@,富処紗加@  菅原美玖A,瓜生真葵A,佐藤駿@
 
 審査員の先生方は,安藤満里氏(A),高橋馨氏(T),須藤唯寛氏(S)の3名でした。それぞれの先生方から講評をいただきましたので掲載します。( )は10点満点の評価点で(技術点,表現点)です。
 
○ 木管四重奏
 A:楽しい演奏でした。フルートの音程が下がるのが気になります。クラリネット,長い音符が棒吹きにならないように歌いましょう。もう少し密度の濃い響きを!(8,8)
 T:明るく軽やかでなかなかよいアンサンブルですね。音も各楽器ともよく鳴っているし,4人の音のバランスも結構です。クラリネットがもっと表情的に動いてくれるともっとよい音楽作れると思います。(9,9)
 S:音程,アーティキュレーション(articulation)(音楽の演奏技法において、音の形を整え、音と音のつながりに様々な強弱や表情をつけることで旋律などを区分すること)・音の長さ等,お互いに意思疎通が感じられる好演でした。また一人一人が”音楽の流れ”に対する感覚の素質がうかがえる人たちでした。タンギング・音の安定感等,基礎的な練習をしっかり積んでほしいと思います。(8,9)
○ サクソフォーン打楽器六重奏
 A:鍵盤の休符の感じ方を,もう少し引き締めてほしいと思いました。また,雑音を出さないように!楽しい演奏でした。(8,8)
 T:3つのサクソフォーン,3つのパーカッションというなかなか効果的な編成で,いい効果が上がっていると思います。演奏も,ちょっと生気が足りないところもありますが,なかなかいいアンサンブルでした。各部分のテンポの処理が素敵ですね。(10,9)
 S:マリンバ・ビブラフォーンは,マレットをもう少し堅いものを。シロフォンのマレットは,少し軽い。もう少し重いものを。マレットの強弱,アクションをもっとつけましょう。ビジュアル的におとなしすぎだと思います。サックスはさすがにハイレベルですが,3名のバランス,音質,ピッチをもう少し気をつければすっきりすると思います。(8,9)
○ 金管六重奏
 A:とても細やかに心を配りながら練習していることがよくわかります。まだ,不安定ではありますが,伸びやかで気持ちの良い演奏でした。ますます努力されますように。(8,8)
 T:あちこちでよく音がにごりますね。今はまだ途上ですから,結果を早急に求めないとすれば,大変可能性のある金管グループだと思います。つまり,無理なく力まず,素直に音が出せて,響きを大事にしながら吹くことができるようですから,今後が楽しみです。(8,8)
 S:曲想をよくとらえた雰囲気のある迫力のある演奏でした。また,音質もそろっていて輝く響きをもった団体です。暗譜して向かい合っているのですが,意思疎通がもうひとつあってもよいと思います。発音の雑さ,中押しの吹き方,バランスの悪さ,と欲を言えばいろいろありますが,ドリーブの響きがします。これからどのように向上させるか,頭と体力を使ってみてください。(8,9)
 温かい評価,また厳しい評価などありましたが,自分たちの演奏を振り返る良い機会となりました。各グループのリーダーから,「演奏を振り返って」を藤澤先生に提出したものを再掲します。また,部長の阿部園子さんからは,今後の活動へ向けてを紹介します。
○ 佐々木愛実さん
  練習ではひっかかるところや縦の線が合わなかったり,テンポがずれるところをしっかり練習できてよかったと思いました。本番では,いつもよりは緊張せずに演奏できてよかったと思いました。
○ 岡田美月さん
  本番の本当に直前まで私たちのグループはテンポがズレたり,おくれたり,まちがえたり,できなかったりして,3チームの中で一番完成度が低くてすごく不安でしたが,毎日皆で朝練をして,本番では今までで一番良い演奏ができて良かったです。それと閉会式で審査員の方に,私たちのチームがほめられたときは,すごくおどろいたけどうれしかったです。
○ 伊藤樹里さん
  テンポがよくわかる『バッカスの行列』は合わせるのに苦労しました。それとクレッシェンドの全体のバランスや音の立ち上がりを合わせるのも,とても苦労しました。本番はあまり緊張せずにやれたので良かったです。
○ 阿部園子さん(部長)
  今後の活動へ向けて
もっとしっかりと基礎をがんばって曲に生かしていった方がいいと思いました。あいさつもまだまだ小さいと思うので,自分からもっと積極的にやるといいと思います。
 
 音楽は,個人の力量が高まって合奏したときに,素晴らしい演奏となります。全員で演奏する前に,アンサンブルや各パートがしっかりと演奏できるのは言うまでもありません。このアンサンブルコンサートをきっかけにして,次の目標に向かって進んでほしいと思います。
 
高校入試面接内容その2
 
 今回は,前期入試での面接内容について紹介します。
○ 個人面談
・中学校で一番頑張ったこと
・自分の長所と短所、また短所を克服するためには?
・最近のニュースで印象に残っていること
・志望動機。 ・中学校で頑張ったこと
・高校で頑張りたいこと ・自己PR
・中学校について ・好きな言葉とその理由・将来の夢と目標 ・勉強と部活の両立の工夫
・ものつくりをしたか、また何をつくったか
・学校の運動部を見て思ったこと 
・体験入学にきたか?そのときの印象
・わか杉思考コンテストに出たか
・いじめについて ・友人に裏切られたことはあるか?
・野球から陸上に変わった理由
・友人との間で大切にしていること
・電気科を選んだ理由 ・野球部の人数 ・野球部で頑張ったこと
・主将で苦労したこと ・進路について ・資格について ・体験入学の印象
・長所と短所 ・自己PR
・農業科を選んだ理由 ・農業の何に関心があるか ・その体験(?)をしたか
・地産地消の意味 ・本校の雰囲気 
・自分の長所と短所 ・東中の特徴
・生徒会活動や委員会活動をしたか
・最近のニュース
・本校について知っていること
・感動したこと ・家での役割
・自分の住んでいる地域について
・中学校での思い出 ・部活動で印象にのこっていること ・一番の思い出
・本校の生徒を見てどう思うか 
・福祉について ・高校生活について
・バスケについて ・野球のこと ・部活以外で頑張ったこと 
・生徒を見てどう思ったか ・部活のポジション ・本校の悪いところ
 
 一般入試は全高校で面接があります。面接は,自分を見直すよい機会です。そして,普段から社会のこと,家族のこと,自分のことに目を向けてほしいです。