大仙市立西仙北東中学校
 学校通信
   2011.1.27 No.36

 
バイキング給食 完食
 
 1月24日お昼,3年生のバイキング給食が行われました。料理の場所は多目的ホール,会食場所は英語科教室でした。
 会のはじめに栄養士の新田泰子先生からプリントが渡され,「バイキングの歴史」やねらい,約束についてお話がありました。 そのお話によると,バイキングとは,昔,ヨーロッパ各地を荒らしたスカンジナビア地方の海賊が,うばった食べ物で大宴会を開き,好きなだけ食べたことから,大皿に盛った料理を各自好きな分だけ取り分けて食べる食事の形式です。最初は,ヨーロッパのレストランで始められましたが,だんだんと日本にも伝わり,昭和33年頃,東京の帝国ホテルで取り入れられたのが大いに受けて,日本中に広まるようになりました。
 約束としては,「好きな料理ばかりでなく(黄・赤・緑の料理から)」「思いやりの心をもって」「皿にとった料理は残さないで」の3点に注意して,でした。     「黄」は,ごはん・パンなどもりもり力が出る,元気が出る食品です。
 「赤」は,魚・肉・卵など,血や肉となる食品です。
 「緑」は,くだもの・野菜など体の調子を整える食品です。
 選ぶテーブルは次の6つからでした。
◇ 主食(黄)1つか2つ選択。
  ペアーサンド,焼きおにぎり,焼きそば
◇ 主催(赤)1つか2つ選択。
  ハンバーグデミグラスソース,白身魚タルタルソース,若鶏のから揚げ,ミートグラタン
◇ 副菜(緑)と(黄)から1つずつ選択。
  (緑)スパゲティサラダ,ポテトサラダ
  (黄)中華ポテト,たこ焼き
◇ 汁(黄)
  あさりのチャウダー
◇ デザート(緑)1つと(赤)1つ選択。
 (緑)くだもの盛り合わせ−オレンジ,リンゴ
 (赤)ミニカスタードプリン,ミニティラミス
◇ 飲み物(赤)牛乳
 
 新田先生が丁寧に準備してくれたそれぞれのテーブルから,決められた数の品々を取り,英語科教室に行き,グループで食事を楽しみました。早く食べた生徒は2周目に入ったり,3周目に入ったり,と大忙しでした。グループでの食事は,とても楽しく,私も参加しました。私のグループは,話を進めているうちに,4人の生徒たち全員が保育園,小学校,中学校と12年間ずっと同じ学級だった,ということでした。その他にも,進路の話や体験談などに花が咲きました。
 全員がアンケートに答えてくれましたので,その中から紹介します。
 
○ バイキング給食のアンケートと感想
  (無記名,原文のまま)
・いつも給食ありがとうございます。すごくおいしかったです。たこ焼きと焼きそばが特においしかったです。これからも後輩においしい給食をお願いします。
・9年間の給食の最後の年に,とてもいい思い出ができました。中学校を卒業したら,もう一生給食を食べることはありませんが,ずっと忘れず,これからもバランスのよい食事を心がけていきたいです。すごく,おいしかったですよ。
・とてもおいしく食べることができた。2周目ですでになくなったものもあり,みんなたくさん食べていることがわかった。引き続き給食は残さず食べようと思うし,給食以外でも完食を心懸けようと思った。  
 
冬休み健康調べ
 
 養護教諭の橋真澄先生から,冬休み健康調べがまとまりましたのお知らせします。集計人数は168人です。
☆ 生活
・寝る時間
 @ 早寝早起き       12.5%
 A まずまず        65.5%
 B 12時を過ぎてから    22.0%
・食事
 @ 3食しっかり      76.8%
 A 朝食抜き         4.2%
 B 朝食抜きがあった    19.0%
・歯磨き
 @ 3回          42.9%
 A 2回          48.8%
 B 1回          7.1%
   内−朝 4.8% 昼 0  夜 2.4% 
 C ほとんど磨かない    1.2%
・精神衛生(複数回答)
 @ 楽しい         50.6%
 A 楽しくなかった     4.2%
 B 忙しかった       25.0%
 C ゆっくり休んだ     20.2%
 D 疲れた         22.6%
 E 元気になった      3.0%
 F よく遊んだ       16.7%
 G よく勉強した      16.7%
 H その他          4.8%
・体力作り(複数回答)
 @ 運動部をがんばった   35.7%
 A 決めたことをがんばった 20.2%
 B 計画倒れ        10.7%
 C 体調が悪い       1.8%
 D 体力作りはしない    33.9%
・病気やけが
 体調
 @ 発熱 5.4% A 腹痛 10.7% 
 B かぜ 10.7% C 頭痛 9.5%
 けが
 @ 腰痛 2.4%
 この他に検査・治療等を受けた生徒も若干名おりました。
 
集会のお話の続き
 
 1月25日に収納伝達式で,芸術家土田康彦氏の「恩師」(「日本教育1月号」) の文を紹介しました。
 要約すれば,土田氏が師と仰ぐ日本一の寿司職人伊藤さんと20年ぶりに涙の再会を果たした,ということでした。
「・・尊敬の念があれば,世界中どこにいても,どれだけ時が流れても,師弟間の人間教育は続くのです。・・・中略・・・
 単刀直入に言えば,つまるところ,最後の最後まで自分のそばで自分を励ましてくれる存在,それは過去の自分だけなのだ。
・・・中略・・・いかなる困難にも,そのころの自分がいつもそばにいてくれる。究極的には過去の自分しか自分の師は,いないのだ。その人は,あなたを見捨てるはずもない。」
 ここまで,集会で紹介しました。この後に,「最後にM・パワーズ氏の詩を綴ります。」とありますのでその詩を転載します。
 
 足跡
 
 ある日,一人の男が夢を見た
 神さまと一緒に海岸を歩いている夢を見た
 天を横切って彼の人生の場面が現れた
 それぞれの場面で彼は二組の足跡があるのに気がついた
 一つは彼のもの,そしてもう一つは神さまのものであった
 彼の人生の最後の場面が彼の前に照らされた
 彼はもう一度砂の上の足跡を見直した
 彼は彼の人生の道程の中で,何度も足跡が一組しかないことに気がついた
 彼はさらにそれらが自分の人生の中で
 一番辛くて悲しい時におこっていることに気がついた
 彼はこのことが非常に気にかかり,神さまに質問した
 「神さま,あなたはかつて,私があなたに従うことを決心した時,ずっと,私と一緒に歩いてくれると言いましたね。
 しかし,人生の中で最も苦難な時,私はたった一組の足跡しかないのに気がつきました。
 私はなぜ,私が最もあなたを必要とした時に,あなたが私を見放したのか,理解できません」
 神さまは彼に答えて言われた。
「わが息子よ,わがかわいい息子よ,私はあなたを愛している。
 私は今まで,一度もあなたを見放したことはない。
 あなたが試練にいる間,あなたが一組の足跡しかみえない時,
 それは,私があなたを背負っていた時である」
 
2 月 の 行 事
 
03(木)3年実力テスト
04(金)漢字検定
05(土)アンサンブルコンサート(和ピア)
10(木)生徒総会,刈和野大綱引き
11(金)建国記念の日,楽器講習会,県南選抜柔道大会,秋田県中学校バレーボール大会
16(水)刈和野小・土川小体験入学
18(金)部活動休止期間〜20日
21(月)後期末テスト,3年実力テスト,専門委員会
24(木)収納伝達,中央委員会
25(金)PTA授業参観日,異文化交流活動 (1・2年)