大仙市立西仙北東中学校
 学校通信
   2010.11.11 No.28

              
 
家庭学習強調週間 調査結果について
 
 10月18日から10月31日までの2週間、本校では第1回目の家庭学習強調週間として、家庭学習の時間を毎日全校生徒が記録しました。目標は、1年生が80分、2年生が90分、3年生が100分です。その結果をまとめてみました。単位は分で
す。調査用紙提出率は全体で78.1%です。
  18月 19火 20水 21木
1年計 65.8 68.3 69.6 62.8
2年計 77.0 75.2 71.0 66.7
3年計 81.7 86.8 107.5 60.4
全計 74.7 77.4 85.7 62.6
  22金 23土 24日 25月
1年計 59.3 54.0 57.8 64.2
2年計 56.7 46.2 62.2 58.4
3年計 56.9 75.1 62.5 83.5
全計 57.8 61.2 60.6 71.0
  26火 27水 28木 29金
1年計 63.9 65.0 60.0 60.8
2年計 60.7 63.4 49.1 47.5
3年計 83.9 73.8 72.6 87.8
全計 71.6 68.3 63.0 69.3
  30土 31日 14日間
1年計 53.8 66.2 62.2
2年計 36.3 49.3 58.6
3年計 94.0 112.7 81.2
全計 67.0 82.1 69.4

 個人調査票を見たとき、最高が660分(10/31)、最少が0分でした。
 平均時間を考察すると、10月20日(水)が全校で85.7分で最も多いことがわかります。この日は、千畑新人駅伝大会でしたが、翌日に3年生の実力テストを控えていたせいでしょうか。さらに、3年生は10月31日に、最高の112.7分を記録しました。受験勉強で毎日決められた時間に家庭学習していることがわかります。
 2年生は計で1時間を切ってしまいましたが、調査票の提出率が50%を切っていたせいかもしれません。2年生の担任の先生方にこの期間の「一人勉強ノート」の提出率を聞いたら、ほぼ100%であった、記録用紙を自宅に持っていってなくした生徒もいる、などの実態がわかりました。記録は、朝の学級会もしくは帰りの学級会で書くようにして、毎日係の生徒が集めた方がなくならないようです。
 集まった調査票の数字を集計しているときに感じたことは「?」マークがあることです。このマークについては、0分としました。おそらく、昨日何分家庭学習をしたのかわからない、という理由の生徒もいたと思います。
 今回は、各学年とも目標時間に、20〜30分程度少なかったでした。
 第2回家庭学習強調週間は、11月22日(月)〜12月5日(日)までとします。12月2日(木)に後期中間テストもありますので、更に充実の家庭学習が行われることを期待します。そして、記録を忘れずに行うこともお願いいたします。
 
2年生宿泊体験学習から
 
 11月4〜5日に行われた秋田市での宿泊体験学習は、参加者全員が予定の活動を行いました。
 2年部報「希望U」に掲載された感想を再掲します。

「国際教養大学での見学・交流」

  2年A組 佐々木理菜
 
  図書館が一番思い出に残っています。なぜかというと、「ハリーポッター」に出てくるような所で、広くてすごかったです。地域との交流などもあると聞いて、面白そうだと思いました。英語での会話がたくさんできて楽しかったです。貴重な体験がたくさんできて良かったです。

「ABSあきた放送での体験学習」

 2年B組 佐藤 舞果

 いろいろな体験ができました。
 実際、ラジオでインタヴューされたり、ボタンの操作をしたり、スタジオに行ってみたり、すごくタメになりました!!楽しかったです。
 

 私は、11月5日(金)に千畑中学校公開授業研究会に参加していました。そこに、現在六郷高校の校長先生で、かつて本校の校長先生でもあった風登先生が私に「東中の生徒がラジオでインタヴューされていましたよ」と教えてくれました。風登先生は、公開授業に来る途中、車のラジオで聞いたということでした。
 あとで確認したら、佐々木彩さんと佐藤舞果さんがABSあきた放送のラジオ番組でインタヴューされたということでした。
 学級担任の先生からお話を聞いたら、秋田市で訪問場所から駅に帰るときに、どちらに向かって歩いたらいいか、あるいは、違う方向のバスに乗ったりという失敗もあったそうです。実は、このような失敗体験がとても貴重になってくるのです。間違ったときに、どうすればいいのか、間違ってもいいからそれをどのように修正して正しい方向に導いていくか、まさに体験学習における問題解決活動です。以前、小さな学校に勤務していたとき、東京修学旅行自由行動のときに、私が後からついていく役割でした。生徒達は2つのグループが一緒の方向だと錯覚し、同じ電車に乗りました。ところが、一方のグループは、進行方向が反対側の電車に乗ってしまいました。でも気がつくのがはやく、出発した次の駅で降りて事なきを得ました。
 今回のたくさんの失敗が3年生の修学旅行にきっと生かされます。学習した知識が「知恵」となるとき、「学びのある行動」ができます。どんどん失敗して生き方の知恵を身につけてほしいと思います。
 
吹奏楽部定期演奏会 大盛会
 
 11月7日の第2回定期演奏会は、座席が全てうまり、立ち見も出るおよそ200名の観客を前に、大いに盛り上がりました。
 当日、演奏会に足を運んでいただいた方のアンケートを藤澤先生がまとめてくれましたので、転載します。
☆ 演奏会の感想(抜粋) 
・素晴らしい演奏を聴かせてもらって感動しました。
・姪の最後の演奏とあって、とても感動しました。これからも団結力を高め、頑張ってほしいです。
・素晴らしい演奏、感激!感激!元気をいっぱいもらいました。ありがとう。
・本当にありがとうございます。よくがんばりました。励みになりました。
・とてもシンフォニックな音になりましたね。これからも更に、感動を呼ぶ演奏を目指して頑張ってください。3年生の皆さん、お疲れ様でした。
・おだやかに、また時に激しく、とてもすばらしいです。いつ聞いても感動させられています。クリスマスコンサート、今年もよろしくお願いします。楽しみにしています。
・10月、学校祭にて感動しました。秋田県民歌も私も大きい声で歌いました。今日も友人の本間さんに誘われてきました。すごく良く、楽しい事、ひとしきりでした。これからも頑張ってください。夜遅くまで明るい中学校を見ることがあります。頑張ってください。
 
わか杉思考コンテスト
 
 今週末13日(土)、大曲中学校を会場に第3回わか杉思考コンテストが開催されます。今回からNPO法人「あきた・まなVIVA!創造塾」(塾長 前秋田大学学長三浦亮)主催となります。数学的思考を競う大会です。本校からは1年生3名、2年生2名、3年生2名の計7名が参加します。一週間に一度くらいの割合で、7人で「富山思考大会」(先行大会)の問題を解いています。たとえば、H13の問題6(正答率8%)は次のような問題です。
 
 数が規則的に並んでいます。その規則をみつけて@〜Bの数を書きなさい。
10 13 16 19
10 25 46 73 106 145
22 73 166 313 526 817
46 193  @ 1153 2206 3841
94  A  B 3841 8254 15937
190 1153 4222 11905 28414 60289

(※解答はこのページの下に小さく書いてあります)
 
 わか杉思考コンテストは、数学の内容としては中学校1年生程度ですが、思考を鍛える意味では、大人でも難しい問題が出題されます。今年はどんな問題が出題されるか楽しみです。
 

◎ 第56回青少年読書感想文全国コンクール大曲仙北審査

 自由読書 三席 佐藤玲菜(3年)
        入選 戸島果純(3年) 豊巻栞(1年) 齊藤葵(1年)







※ 問題の答え @526 A481 B1534