大仙市立西仙北東中学校
 学校通信
   2010.7.2 No.13

              
 
吹奏楽部県南大会迫る
                                           
 
 7月10日に、今年度の県南吹奏楽コンクールが湯沢市文化会館で開催されます。
本校は、中学校小編成の部に出場します。曲目はドビュッシー作曲の「民謡の主題による《スコットランド風行進曲》」です。 監督の藤澤和弘先生からいただいた曲の説明には次のように書かれてありました。
 
 原題の Ecossaise(エコセーズ)とは、フランス語で「スコットランド風(舞曲)」という意味であるが、実際にスコットランドで作られたり流行した舞曲ではない。「スコットランドでは、今、このような舞曲が流行しているらしい。」という思い込みから、17世紀フランスで作られた舞曲である。しかし、一般にエコセーズとよばれるのは、19世紀にウィーンで新しく流行した4分の2拍子の急速で激しい踊りである。
 当時のドビュッシーの環境は、パリのロンドン街で、ピアノとベッドだけの貧しい屋根裏部屋に住んでいた。1891年のある日、一人の英国人、メルディス・リート将軍がドビュッシーを訪れた。彼は当時まだ無名であったこの作曲家に、自分の家系を記念する曲の作曲を依頼した。これがドビュッシーの受けた最初の委嘱作品となった。 〜(略)〜
 
 「行進曲」という名前が付いていますが、監督の藤澤先生にお聞きしたら、「行進曲とは言っても、純粋なマーチという感じではありません。8分の6拍子と4分の2拍子が混ざっている部分もあり、その絡み合いがまたいい感じです。」とお話ししてくれました。
 昨日から昼の放送で、吹奏楽部の各パートリーダーが大会への意気込みを述べてくれましたのでお知らせします。
 
◇フルート 嵯峨千穂さん
・パートの雰囲気は?
 毎日曲練習を仲良くまじめに行っています。
・パートで気をつけていること。
  3人でユニゾン(同じ高さの音を演奏する)やハーモニーのピッチをあわせることや、お互いに意見を言うことを心がけています。
・大会への抱負。
  一つ一つの音をていねいに出せるように金賞目指してがんばりますので、応援よろしくお願いします。

◇クラリネット 加藤穂乃香さん
・パートの雰囲気は?
  クラリネットパートは明るく練習し、個性豊かなパートです。
・クラリネットの魅力は?
 黒くてシックでかっこいい楽器です。柔らかくてとてもいい音がします。
・大会への抱負。
  一音入魂で頑張りますので応援よろしくお願いいたします。

◇サックス 田村円佳さん
・パートの雰囲気は?
  全体として言えることですが、本番が近づくにつれ、緊張感が高まってきているように思います。
・パートで気をつけていること。
  基礎練習はもちろんですが、テンポに忠実であることや、その場面に合った表情の付け方など、先生によく指摘されるところに気をつけて、パートでも意見を出し合いながら練習しています。
・大会への抱負。
とにかく、悔いの残らない演奏をしていきたいです。自分たちの精一杯の力を出し切れるように頑張るので、応援よろしくお願いいたします。

◇トランペット 佐々木あずささん
・パートの雰囲気は?
  トランペットパートは一人一人とても個性豊かなパートですが、やるときは真剣に練習しています。
・パート内での目標、モットーは何ですか? 1つ1つの音を大切に吹くことと自分のパートに責任をもって練習に取り組むことです。
・大会への抱負。
  練習したことを生かし、金賞目指して頑張りたいと思います。応援よろしくお願いいたします。
 
 7月6日の壮行会で、演奏を聴くことができます。保護者の皆様も是非、激励をかねて壮行演奏会にお越しください。
 
ソフトテニス部の支柱修理完了              
 
 豪雪あるいは風雨のために、本校ソフトテニスコートを囲っているネットを支える支柱が、入り口左側1本、壊れておりました。このことを東中招待のときに、親の会会長の佐々木隆次さん(3年望さん父)から伺っておりましたが、このたび、本校の佐々木正信さんが、見事に修理してくれました。長期間にわたる修理でしたので、どれほどご難儀をかけたことかと感謝の気持ちでいっぱいです。

 今朝、ソフトテニス部の1年生7名全員が職員室に来て、佐々木さんに大きな声で
「ありがとうございました。」と感謝の言葉を述べてくれました。

 これで、新人ソフトテニス部も心おきなく練習をすることができます。私は、
コートに張り巡らされたグリーンの網をつぶさに見て回りましたが、ほころんで
いるところの修理が的確に細かく行われていました。これも、環境整備とテニス
を愛する姿勢だなあ、と感動したところです。
 











県大会に向けて                                         
 
 7月17日に秋田市その他の会場で開催される秋田県総合体育大会に出場する各選手の練習に熱が入ってきました。

 グラウンドでは、走り高跳びに出場する3年生の佐々木凌さん、1年生の佐々木千紘さんが、バーの高さを決めて、歩数の確認など熱心に跳んでいました。

 トラックでは、低学年リレーの伊藤智也さん、若松剛正さん、佐藤駿さん、佐々木将さんが、グラウンドを何周かした後に、バトンの渡し方を丹念に行っていました。 800mの小笠原凌さん、1500mの佐々木将吾さんは、駅伝練習もかねて、教頭先生の車が先導して11kmのロードに出かけました。

 バドミントン部は、最初の乱打からいつも通りの練習を行いました。東北大会進出をかけた大会となりますので、3年生の力の入りようも半端ではありません。

 バレーボール部は、練習の始まりと同時に、体育館いっぱいに響く声を出しながらの練習です。体育館に訪れる先生方へのあいさつもすばらしく、自分たち同士も、声を出してお互いに激励をしている練習風景です。ピンチになったときに、いかに隣の選手を励ますことができるか、そして自分たちが一体となって、チャンスに変えることができるか、バレーボールの試合では、声を出してムードを高めていくことが、とても大切なことだと思います。

 柔道の田口翔太さんはスポ少なので、練習日は、火曜日と金曜日午後6時半から8時半までです。小学生と一緒の練習なので、今まで通りの練習をしているとのことでした。大会への目標は「一つでも多く勝つ」だそうです。

 県大会に出場する選手の皆さんは、なかなか味わうことができない大会の雰囲気があります。勝負にこだわることも大切ですが、少し余裕をもって、どんな会場の雰囲気か、どんなチームがいるのか、よく観察してみるのもいいでしょう。後年、同じ会場に足を運んだときに、その場面がフラッシュバックされるはずですから。
 
生徒会テーマ 板 完成!                                      
 
 平成22年度生徒会テーマ
 Dream Traveler〜 Let's advance to new stage and get the big dream〜
が描かれた板が7月2日に体育館横の渡り廊下に掲げられました。バックは「ひまわりの丘」にふさわしい、あふれんばかりのひまわりです。登校時に上を見るとこのテーマが視界に入ってきます。是非、生徒一人一人が新しいステージにすすみ、自分の夢の実現に近づいて欲しいと思います。