校是
   
         〈 過程を互いに共有し、かかわり合うことによる共生的・互恵的相互関係 〉

  管理職によるトップダウンや継続実施の安易な計画によらず,よりよい改善を目指して知恵と汗を結集し,共生的・互恵的相互関係を築いてその中に自らの自己有用感を見いだす。真の信頼を得るために,創意と実践のプロ集団を目指す。 
 
 教育目標                     
自立への芽を はぐくむ
~ 考えます、助けます、動きます みんなでチャレンジ!~ 
 
 「自立への芽」とは、将来の生活において、社会人として精神的に・生活的に・職業的に自立するための夢や、それにつながる目標のこと。「はぐくむ」とは、自立につながる夢や目標に向かって、失敗をおそれずに勇気をもってチャレンジし、実現の可能性を広げさせていくこと、と考える。子どもたちには、自分の将来に大きな夢を描き、そして抱き、その夢に向かって歩んでほしい。それを意識したり、そこに向かったり、人に公言したりして、太陽のように明るく元気で、前向きに自分の人生を切り拓いていこうとする大人になってほしい。教師・学校は、その実現のために、笑顔全開でサポートする。

 副題は今年度も【「知」考えます、「徳」助けます、「体」動きます】の三本の柱を継続し《協和の合言葉》とする。日々具体を意識させながら学校生活を送らせたい。
令和2年度の評価から、協和小学校の強みとしては、「学校が好き」「学校が楽しい」「優しい」「思いやりがある」「柔軟性がある」「認め合える」「チャレンジしようとする」「みんなと一緒に動こうとする」「体を動かすことが好き」等が出された。 
弱みとしては、「人間関係づくり」「自己肯定感が低い」「課題解決力が弱い」「将来の夢を描く力」「学力向上」「ルールを守る」「ひとりではできない」「失敗を避ける」「自信がないとチャレンジしない」「いやなことから逃げる」「ふざけてしまう人がいる」等が出された。
これらのことを総合的に考えて、一人一人が自信をもち、みんなと協力しながらチャレンジしていけるよう、三本柱に続く言葉を【みんなでチャレンジ!】とした。教師は子どもの頑張りや成長の跡を逃すことなく褒め(価値付け)、一人一人が目の前のことに全力で臨めるよう、未来を見つめてチャレンジできるよう、前向きな声を発して寄り添いたいと考える。


                          令和3年度学校経営の全体構想図へ


◆目指す学校の姿

(1)子どもの心が,人との関わりで潤っている学校
    ・学校環境や地域の願い,特色を生かしながら,全児童・全教職員・全保護者の心が響き合
    う,「毎日が楽しい学校」づくりを進める

(2)確かな学力をつけるための,学習環境が整っている学校
  ・子どもが自分の考えを基に比較・検討し,「できた」「わかった」の実感がもてる授業づく
   りをめざす。

(3)職員のよさを存分に発揮し,チームとして動く学校
  ・教職員が自分のよさと個性を発揮し,受容・共感的な指導の充実を図り,子どもの「心力・
   学力・体力」をバランスよく向上させる学校の創造に努める

(4)時代の変化に即し,適応力を発揮する学校
   ・世の中の流れを正しく感じ取り,時代に即した学校課題に向かって,具体的かつ効果的な指
   導で子どもに十分な学力と心力をつけていく

(5)保護者・地域と共に歩む学校
  ・学校の情報をつぶさに発信したり地域行事へ積極的に参加したりしながら,理解と協力,
   そして応援していただける地域に息(生き)づく学校を目指す




◆目指す子どもの姿

() みんなで 考えます】
   遠くは,夢の姿や達成過程を具体的にイメージ゙すること。そのために日々の学習の中で聞き
   読んで,自分の考えもち,友達と学び合って考えを深め,説明できること。

    
    ○聞いたり読んだりしたことに対して自分の考えをもつ子ども

    ○互いにかかわり合いながら学びを深め,考えを発信しあうことができる子ども
    ○既習事項を振り返ったり使ったりしながら,自力で解決しようとする子ども
    ○いつでもどこでも自分の考えや思いを堂々と表現する子ども


() みんなで 助けます】
    絶対にいじめやいじわるしない心,ゆるさない心をもつこと。困ったことや難儀な仕事を進
    んで助けることができること。

      
    ○心を開き,誰にでも思いやりの心で接する子ども

    ○友だちの良さを互いに認め合い,違いをゆるせる子ども
    ○元気なあいさつ,受け答えなど,いつでも気持ちよく反応できる子ども
    ○いろいろな活動を仲間と助け合いながら,やりぬく子ども


() みんなで  動きます】
    行動する時は気持ちよく。集団の動きを意識して個人の責任ある行動ができること。健康づく
   りのために走ったり,みんなのために掃除したりして一生懸命汗を流すこと。

    
    ○うがいや手洗い等で健康を保ち,目標に向かって運動(活動)する子ども

    ○自分の命を大切に考え,安全に気を配って行動する子ども
    ○集団行動の中で自分の責任を感じ,気持ちよく行動する子ども
    ○将来の夢や目標に向かって,目の前の事に一生懸命挑戦する子ども



◆目指す教師の姿 “チーム KYOWA”で同僚性を発揮して

(1)人間愛,子ども愛,学校愛,地域愛に満ち溢れた教師
  ・子どもに対し,一人の人間として接する謙虚さを
  ・迷わず「子ども本位」の考え方で

(2)常に子どもに寄り添い,個性やよさを引き出す教師
  ・現場第一主義を貫き,心身共に寄り添う距離感で
  ・子どもの頑張りやよさの発見に努め,「いいね」で喜びと自信を

(3)絶えず研鑽(授業改善・業務)に努める教師
   ・「学びを深める」ための課題の設定と,子どもと子どもをつなぐ授業を
   ・「分かった」「できた」の実感を与える授業を

(4)心身ともに健康で,明るく前向きな教師
  ・自らが笑顔一番で,学校生活も私生活も楽しむ工夫を
  ・常にプラス思考をもって,「できる理由を探す」ことを忘れず

(5)時代の変化に即した実践を試みる教師
  ・世の中の変化に気付く,精度のよいアンテナの持ち主に
  ・時代のニーズを感じ取り,現場に効果的に取り入れる柔軟さを

このページの上へ       トップページへ