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1 研究実践
(1) 理科自由研究(1,2年)
@ ねらい
ア 長期休業中を利用し、身のまわりから問題を見つけ出し、観察や実験を通してその疑問を
調べ、解決することで、目的意識を持って観察・実験を行うとともに、日常生活と関連付けた
理解を図る。
イ 自分でテーマを決め、計画を立てて取り組むことで、自然を探求する能力や態度を育成す
る。
A 実施上の工夫について
夏休み前に「自由研究の手引き」を配布し,それをもとに具体的にその指導をするとともに、
年間指導計画の中に自由研究計画書作成とそれに対するアドバイスを記入する時間を設
定した。
B 共有化について
発表会は、各班ごとに読み合わせをして評価をした後、代表者を決めて学級発表会を行っ
た。また、それとは別によくまとめられた研究は理科室前廊下に掲示し、生徒はもちろん、学
校祭でも地域の方から見ていただいた。
C 成果
ア 日常生活での疑問をもとに課題意識をもつようになったり、来年度の自由研究ではこんな
テーマで調べようと書いたりする生徒も見られた。
イ 結果の見通しをもち、条件を整えて観察・実験を行ったり,観察記録を正確に行ったりする
方法を理解できた。
(2) 万華鏡を活用した光の反射の学習(1年)
光の反射の発展学習として、生徒一人一人が万華鏡を自作し、反射してできた像
を観察した。その後、なぜそのような像が見えるかを考えた。鏡が1枚の時から2
枚、3枚と数を増やし作図をすることで、光の反射の原理や万華鏡の原理を理解す
ることができた。自分の作った万華鏡を他の人に楽しそうに紹介している姿が印象
的な授業となった。
(3) 『私の植物図鑑』『私の光・音・力図鑑』(1年)
単元のまとめとして,イラストを中心にまとめるレポート作成を実施した。文章を中心としたレ
ポートに比べ,レイアウトや色付けなど,個々の生徒の発想や工夫が生かしやすいこと,掲示
することで学習内容を再確認できることなどの効果があった。
(4) 実物の器官の観察・解剖による探究活動(2年)
「動物の体のつくりとはたらき」の授業で、ブタを中心とする実物の器官を購入
し、生徒たちにできるだけ直接触れさせながら観察させた。その活動を通して的好
奇心と探究心をかき立てることで、生徒自ら主体的に探究活動を進めていくことが
できた。
(5) 評価活動の工夫(3年)
「運動とエネルギー」の授業で生徒自らに学習目標を立てさせた。それにより、提
示された問題に対する課題意識が高まり、明確な目的意識をもって学習に取り組ま
せることができた。また、学習の前後で自分の考えの変容を振り返ることができた
ので達成感を味わうことができた。
(6) 学校祭での「サイエンスショー」の実施
昨年度から学校祭で生徒有志による実験を行っている。今年度は、「あわあわ実
験」「くだもの電池」「バブロケット」「はずむスライム」「結晶アクセサリー」
など、身近な材料で体験できる実験を行った。担当した生徒たちは、企画、材料等
の準備、パネル作製、クイズ作成、当日の進行など大いに活躍し、理科の楽しさを
伝えることができた。
(7) 外部講師の授業による学習意欲の向上(2・3年)
エネルギーコミュニケーター派遣事業により、八戸工業大学の佐藤正毅先生をお
招きし、3年生が「自然エネルギーと水素を使う発電で地球生態系を守ろう」とい
うテーマで授業をしていただいた。また、「その道の達人」派遣事業(文部科学省
委嘱事業)で「ものづくり・実験の達人」湯本博文先生をお迎えし、2年生が「身
近なものを使って楽しく実験〜空気・音・電気の正体を探ろう」というテーマで授
業をしていただいた。両授業とも「とてもわかりやすかった」「楽しく学べた」「理
科がますます好きになった」など、より深く学んだり、理科への興味・関心を一層
高めるよい機会となった。
2 次年度の取組
昨年度から始めた自由研究を来年度も続けて、複数の観察・実験をしたり、考察を
深めるための追加実験を行ったりすることで、さらに科学的思考力を高めさせたいと
考えている。また、理科室環境の充実を目指し、学習記録や実物の展示を継続して行
い、機能的な理科室環境の整備を行っていく。
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