秋田県大仙市立協和中学校

社 会

研究主題
 「主体的に学習に取り組み,社会的な見方や考え方を育てる」指導の工夫

1 指導の実際と評価
 (1)学習意欲を喚起する資料の提示と主発問を工夫
   ○学習課題とまとめがQ&A方式となるように,まとめにつながる焦点化された課題を設定す
    る。
   ・12月実施の県学習状況調査質問紙での社会科への好意反応は,1年生では95.0%で全県平均を
    24.5ポイント,2年生では82.5%で全県平均を14.8ポイント上回り,学習意欲の高まりが見ら
    れる。
 (2)予想や見通しをもった問題解決的な学習の推進
   ○調べる場面・まとめる場面・話し合う場面・自分の意見をもつ場面を設定して,学習意欲を
    継続させる。また,個・グループなどの学習形態や,文献資料・インターネット検索による
    資料などの提示を工夫する。
   ・生徒の疑問を生かした学習課題の設定や適切な資料提示などが機能すると,生徒の学習意欲
    は高まりが見られた。さらなる授業改善が必要である。
 (3)社会的事象を比較,関連付け,総合する学習の展開
   ○複数の資料を関連付けて考え,そこから分かることを表現する学習活動を取り入れ,授業を
    構築する。
   ・県学習状況調査では,「問い」を発する子どもの基盤づくりに資する問題で、1年生では7
    問中4問で,2年生では7問中3問で設定通過率の範囲にあり、まだ不十分な状態である。
    社会的事象を十分に理解し,根拠を明確にして考える力を育成する必要がある。
 (4)基礎資料を活用した調査活動や体験的な活動の展開
   ○これまでの諸調査から得られた短期的課題,中・長期的課題の改善に向けた検証改善プラン
    を作成し,計画的・継続的に課題改善に取り組む。
   ・課題改善を目指して生徒も意欲的に取り組み,補充指導では満足できる結果となった。今後
    も継続的に類似問題に取り組む必要がある。
 (5)説明,論述,議論などの言語活動の推進
   ○話し合いの場面では,資料に即した発言や既習事項を生かした発言,生徒の創意工夫が感じ
    られる発言を奨励する。
   ・小グループ等の学習形態を取り入れ,話し合い活動の指導を繰り返すことによって,自分な
    りの考えをまとめ,考察する力が定着してきた。

2 課題改善への取組
 (1) 生徒の興味・関心を高める課題提示と学習形態の工夫に努めることで,成就感を高める。
 (2) 複数の資料を関連付けて考える問題に多く取り組ませることにより,「思考・判断・表現」「
  技能」の力を育成する。
 (3) 満足できる状況になっても,その状況が続くように,個々の生徒の実態に応じて反復学習や補
   充学習を繰り返し行う。