秋田県大仙市立協和中学校

数学科実践記録

研究主題
  「目的意識をもち,科学的な思考力を高める」指導の工夫

1 指導の実際と評価
 (1) 学習課題の明示とその達成のための焦点化した授業の実施
  ○授業のゴールを設定し,そのために必要な学習シートの作成や観察・実験の工夫を行う。
  ○「なぜ」そうなるのかなど,理由を考えることで科学的な思考ができるように指導する。
  ・12月の生徒による授業評価では,70%以上の生徒が「授業が分かる」と答えている。
 
 (2) レポート作成や「夏休み自由研究」による表現する力の育成
  ○単元のまとめとして,イラストを中心にまとめるレポート作成(私の○○図鑑)を実施す
   る。
  ○夏季休業中の自由研究のために,計画書作成と発表会を年間指導計画に位置付け,計画的
   に実施する。
  ・文章を中心としたレポートに比べ,レイアウトやまとめ方などに生徒の発想や工夫が生か
   しやすいこと,掲示することで互いに学習内容を再確認できることなどの効果があった。
  ・テーマ設定や研究の進め方を「自由研究の手引き」を配布して具体的に助言した。学級で
   の発表会では互いに評価することで,的確に要点を伝えようとする生徒が増えた。
 
 (3) パフォーマンス・テストや単元テスト後の追指導の実施
  ○ガスバーナー操作,顕微鏡観察,回路図による電気器具の配線等のパフォーマンス・テス
   トを実施する。
  ○単元テストを実施し,次時に追指導を行う。
  ・ガスバーナー操作,顕微鏡観察等の観察・実験の技能は追指導を繰り返すことで全員技能
   を定着させることができた。
  ・単元テストでは同様の問題を繰り返して行い,学習内容の定着を図った。追指導後のテス
   トでは毎回ほぼ全員が満点となった。
 
 (4) 「理科学習の手引き」や「学習の手引き」等による学習方法の定着
  ○「理科学習の手引き」,「テスト勉強の仕方」,ノート点検,ワーク点検,「学習の手引
   き」等により学習方法を指導する。
  ・定期テスト,実力テストに向けて学習の仕方や学習のポイントを繰り返して指導し,テス
   トに向けた学習意欲を向上させることができた。
 
 (5) 理科部報の発行や実験コーナーの設置等による興味・関心の向上
  ○部報や掲示物を通じて,身近な植物,動物,気象,天体に関する話題を提供する。
  ○理科の楽しさが体験できるような実験器具の展示や錯視等を体験できる掲示を行う。
  ・日食や新エネルギーに係わる掲示も行うことで,生徒の興味・関心を引き出すことができ
   た。


 
2 課題改善への取組

 (1) 班での話し合い活動を行ったり,キーワードをもとに考えをまとめたりする活動をさらに増
  やして表現力を高める。
 (2) 自由研究では,実験の進め方やまとめ方に個人差がある。ねらいに応じて複数の観察・実験
  を行わせたり,まとめ方のアドバイスをしたりするこことで事前指導を一層充実させる。