秋田県大仙市立協和中学校

数学科実践記録

研究主題
  「伝え合う力を育てる」指導の工夫

1 指導の実際と評価
 (1) ALL ENGLISHによるTOSS型英会話を行う。
  ○TOSS型のリズムとテンポのある「楽しい,分かる,できる」授業を構築する。
  ・7月,12月に実施したアンケートでは,英語への好意反応はすべての学年において90%を
   超える高い数値であった。
 (2) 学力補強プリントを用い,スモールステップで学習を進めることで,単語や構文を身に付けさ
  せる。
  ○今年度から授業が週4時間になったことで,学力補強プリントを定期的に実施し,繰り返し復
   習をすることで,文法,語彙等の定着を図る。
  ・定期テストに学力補強プリントの問題を組み入れ,単語や構文の定着を図った。1年生では,
   学習の仕方や基本文を覚える大切さをしっかりと指導することで,テストまでは大部分の生徒
   が合格するようになった。2年生では,学習の仕方が定着しているため,毎回ほとんどの生徒
   が合格し,自主学習でも繰り返し復習したり工夫して学習をする生徒が多かった。
  ・今後は,補強プリントの文を実際の会話で用いることのできる実践力を身に付けさせたい。
 (3) 場面設定を工夫し,豊かな言語活動ができるようにする。
  ○新文型を学習したときの自己表現活動と,ペアで行うイングリッシュサロンを通して豊かな言
   語活動の場を確保する。
  ・臨場感をもたせるために,ハンバーガーショップの場面では,様々な教材を準備した。相互に
   店員やお客となり会話をすることで,達成感を味わわせることができた。
  ・県学習状況調査で,1年生は「文構造を理解して単語を並べかえる」ことについて県の平均を
   下回ったため,文構造を意識した回復指導が必要である。2年生は「テーマに沿った英作文」
   が県の平均を下回った。普段の授業で定期的にライティングの指導に力を入れていきたい。
 (4) 英語教室の学習環境を整備したり,ALTを活用したりすることで,生徒の学習への興味・関
  心を高める。
  ○ALTによるインタビューテストを全学年で実施し,一人一人のコミュニケーション能力の向
   上を図る。
  ○英語教室のALTが母国を紹介するコーナーを作成し,異文化を知ることで,外国語を学ぶ必
   要性を理解できるようにする。

2 課題改善への取組
 (1) 英語で伝え合おうとする意欲を高めるために場の設定を工夫する。TOSS型の授業を継続し,
  非好意的反応の要因である「不得意」の改善を図る。また,スモールステップによる学習やTT学
  習をさらに機能させ,個に応じた指導を一層充実させる。
 (2) 学習の仕方をさらに指導することで,分かること,できることの楽しさを味わうことができるよ
  うにする。
 (3) ロールプレイ的な学習の工夫を継続することで,英語が使えた達成感を味わわせ,学習と定着を
  図る。
 (4) 2・3年生ですでに実施したALTとのチャットを,1年時から段階応じて実施していく。