秋田県大仙市立協和中学校

数学科実践記録

研究主題
  「自分の想いをもって,のびのびと表現できる生徒を育てる」指導の工夫

1 指導の実際と評価
 (1) 生徒が想いを膨らませることのできる題材の開発・提示法を工夫する。   
  ○活動のはじめにその単元で何を学び身に付けるのかを伝え,そのための手順を明確にする。また,
   参考作品を示し,目標を明確にもてるようにする。
  ○生徒が題材を身近に感じられるように,各学年で自分をテーマにした題材,実際に使用する目的で
   作品を作る題材を設定する。
  ・説明などを真剣に聞き題材に興味をもって制作に向かおうとする姿勢が多数の生徒に見られた。
  ・活動の手順と目標を明確にできるように,生徒が学習シートで個々の活動計画を立てるようにした。
   学習シートをもとに主体的に制作を進められる生徒が多くなった。    
  ・自分や自分の生活がテーマになるため,かえって表現することの難しさを感じている生徒もいた。
 (2) 生徒との対話やスケッチブックをもとに,制作過程の生徒の想いをつかみ,アドバイスする。
  ○材料の準備や作業時間の設定に余裕をもたせ,アイデアを試し,失敗をしても取り戻せる環境にす
   る。
  ・生徒との対話を通し,アイデアスケッチに表れない生徒の思いをつかみ,アイデアの表現方法をア
   ドバイスできた。これにより,生徒が発想や表現を深めることに効果があった。
  ・授業時間内にクラス全員の活動の様子を見ることな時間的に難しいので,スケッチブックや学習シ
   ートを回収し,アドバイスを書くなどの工夫が必要である。
 (3) 生徒がお互いのよさを認め,伝え合える相互評価を工夫する。
  ○よさが明確になるように,振り返りの視点を具体的にし生徒に伝えたことで,ポイントを絞った話
   し合いができていた。
  ・活動の中で話し合いと発表の場面を設け,生徒が自分の意見を人に伝え他者の考えに触れることが
   できるようにした。発表の場面では,考えの深まりをうまく表現できないことが多く,機会を多く
   設けて発表力を付ける必要がある。    

2 課題改善への取組
  (1) 生徒による授業評価の結果を分析し,よりよい授業の構築に向けて改善を図る。
  (2) 生徒の想いをより広く詳しく掴むための机間巡視やスケッチブック・学習シートの活用方法を工夫する。
  (3) 話し合いと発表の機会を増やし,想いを伝える力を付けられるようにする。