和 敬 琢 磨 秋田県大仙市立協和中学校 校長室

平成23年9月21日(水)

No.19

         郡市新人総体 力の限り戦いました!

 17,18日(野球は11日から)に行われていた大曲仙北中学校新人総合体育大会が無事に終了いたしました。本校の選手はこれまでの練習の成果を存分に発揮し,最後までねばり強く精一杯戦い抜きました。おかげさまで卓球男子団体 優勝,同個人準優勝・第三位,並びに卓球・ソフトテニス女子・柔道の個人で全県出場権を得るなどの成果をあげることができました。保護者,地域の皆様方には温かいご支援,ご声援をいただき誠にありがとうございました。各部とも今大会で得られた成果と課題を今後の練習に生かしながら,さらに力をつけ,全県新人大会や今後の大会でさらに活躍してくれるものと期待していると
ころです。      
                       <新人戦の主な結果>
○卓球男子団体  優 勝 おめでとう!                 


○同    個人  ・和田さん 準優勝   ・進藤さん、今野さん 第三位
             ・太田さん、小田嶋さん、豊島さん ベスト8
                              (以上全県大会出場〜11/12・13,秋田県立体育館)

○ソフトテニス男子団体 
善戦するも予選リーグ突破ならず

○ソフトテニス女子団体 予選リーグ突破するも決勝トーナメント1回戦で惜敗
 
○同         個人 武田さん・進藤さんペア ベスト12
                              (全県大会出場〜10/15,大館市高舘テニスコート)

○野 球      
     初戦突破しましたが準々決勝で惜敗

○男子バスケットボール 
予選リーグ突破後,予選トーナメントで敗れましたが5位決定戦で勝利

○女子バスケットボール 予選リーグ惜敗しましたが5位決定戦で勝利

○女子バレーボール   
善戦するも予選リーグ突破ならず

○柔道個人
         進藤さん 女子個人44s級 優勝  進藤さん 男子個人90s級 準優勝
                              (全県大会出場〜11/13,北秋田市合川体育館)

○剣 道 男子個人
    善戦しましたが2回戦で惜敗


 第10回記念秋田県特別支援学校総合体育大会 チャレンジド・スポーツフェスティバル
 
 標記大会が16日,八橋運動公園陸上競技場で開催され,小中グラウンド・ゴルフ競技に大曲仙北地区の
中学校合同で2チームが参加し,優勝及び第三位を獲得しました。本校生徒もチームに参加し,佐藤さんが
個人で準優勝及びホールインワン賞を獲得するなど大活躍しました。おめでとうございました。


              山本 博 氏 の「夢追い講演会」開かれる

 昨日,協和小学校体育館を会場に,アテネオリンピックアーチェリー銀メダリスト山本 博氏(日本体育大学准教授)の「夢に向かって努力することの大切さ」と題した講演会が行われました。協和小の4〜6年生児童及び協和中の全校生徒,そしてたくさんの保護者・地域の方々にも参加していただきました。36年間アーチェリーを続け,金メダルをめざして今もなお現役選手として活躍されている山本先生は毎日,練習に工夫を加えているので飽きないのだと話しておられました。以下に山本先生のお話の中で私が聞き取れた部分のいくつかをご紹介します。
 「スポーツで上達する人は常に自分のやっていることをいろいろな角度から見て,これでいいのかと考え工夫し,自分を変えていこうとしている。工夫するくせをつける,新しいものを見つけ取り入れていく,いろいろな角度から物事を見つめる,多くの経験をする,自分を変えようとする意識をもつ,これらのことが新たな発見や夢,チャレンジそしてより豊かな楽しい人生につながっていく。中学生の時にアーチェリーに出会い,ビリとなる経験をした。ここでやめればビリになることはないが,この後ずっとビリを背負っていかなければならないと思い,翌日から少し上の選手を抜いたらやめようと思った。そのうち3人を抜いたら楽しくなり,さらに上の目標をもち続けていった。前の日と違った練習を工夫しながらがんばり,それが成績として残るようになった。一生懸命にやったのに報われない場合もあるが,大切なことはやめないこと,思い通りいかない時ももう少しがんばることが大切である。スポーツを毎日練習しても絶対に勝てる約束はないが,勝てると信じてがんばることは大切である。親に頼まれて先にごほうびをねだる人はダメ。くれるかどうか分からないけど期待されているのでそれに応えることが大事である。そういう気持ちを持てる人は何かで成功する。今の自分の能力よりも少し高い目標に向かう姿勢が大切である。どんなことでもいいから一生懸命にやろうとすること,もっとがんばろうという人になってほしい。そういう気持ちが君たちの未来を大きく変える。いろんなことに興味をもたないと自分が夢中になれるもの,一生懸命にがんばれることに出会えない。(佐藤頼人さんの質問に答えて)スポーツアスリートの負けない心,強い心は簡単に手に入れることはできないが,一生懸命に取り組むことが大前提になる。そしてその結果がほしい,その結果が得られなかったらどうしようというプレッシャーの中で,結果が得られず悲しい思いをしたときに,やめずにまた一生懸命にがんばろうと思ったときに強くなれる。」
 豊富な経験と実績をもとにしたお話は大変分かりやすく説得力のあるものでした。山本先生から「夢に向かってチャレンジする元気,やる気,勇気」をたくさんいただいた素晴らしい講演会でした。来月10月31日(ハロウィンの日)に49歳の誕生日を迎えられるそうです。これからも現役選手として益々ご活躍されますよう皆で応援したいと思います。